この記事では、Premiumサンドボックスの使い方と管理方法について説明します。Premiumサンドボックスについて詳しくは、「Zendeskサンドボックスの環境」を参照してください。
この記事では、次のトピックについて説明します。
Premiumサンドボックスで作業する
Premiumサンドボックスを作成してアクティブにしたら、すぐに使い始めることができます。
Zendesk Supportの本番インスタンスからサンドボックスへ切り替えるには
- 管理センターで、サイドバーにある「
アカウント」をクリックし、「サンドボックス」>「サンドボックス」を選択します。
- いずれかのサンドボックスの横にあるオプションメニューアイコン(
)をクリックし、「サンドボックスを開く」を選択して、新しいブラウザタブでサンドボックスインスタンスを起動します。サンドボックスをブックマークに登録すれば、ブラウザからアクセスすることもできます。
- 通常の管理者の情報資格を使ってサンドボックスへログインします。
- 変更を行い、テストし、最適な調整を行います。
サンドボックスで行った変更は本番インスタンスにはコピーされません。サンドボックスで自動化やトリガを作成または更新した場合、準備ができたら本番環境に直接デプロイすることができます。それ以外の変更はすべて手作業で本番インスタンスで再作成する必要があります。
サンドボックスを作成した後でも、製品やアドオンのデータを更新することで、本番アカウントのサブスクリプションの変更を反映できます。詳しくは「サンドボックスへの製品とアドオンの同期」を参照してください。
サンドボックスを削除して置き換える
サンドボックスでのテストと更新が終わったら、新しいサンドボックスを作成して次の開発とテストに備えることができます。新しいサンドボックスの作成は、サンドボックスでの作業に整理がつかなくなり、いちからやり直す場合にも役立ちます。一般的な手順としては、既存のサンドボックスを削除し、Zendesk Supportの現在の本番インスタンスの設定に基づいて新しいサンドボックスを作成します。
- サンドボックスのURLが変更される。
- サンドボックス内のすべてのオブジェクトIDが変更される。たとえば、チケットフィールドIDが変わります。
- Guideのカスタムテーマはすべて失われるが、エクスポートしておくことは可能。
- すべてのアプリが削除される。
- すべての共有契約が解除される。
Premiumサンドボックスを置き換えるには
- 管理センターで、サイドバーにある「
アカウント」をクリックし、「サンドボックス」>「サンドボックス」を選択します。
- オプションメニュー(
)をクリックし、「サンドボックスを削除」を選択します。
-
Premiumサンドボックスを作成します。
新しいサンドボックスが新しいURLで作成されます。
アカウント変更を介してPremiumサンドボックスを管理する
プラン、ライセンス、アドオンを含む本番アカウントのサブスクリプションを変更しても、サンドボックスを同期または削除するまでサンドボックス環境は更新されません。Premiumサンドボックスを同期すると、サンドボックス環境にアカウントの変更が反映されます。Premiumサンドボックスを削除した後、新しいPremiumサンドボックスを作成するためのオプションは、現在のプランとアドオンによって異なります。
たとえば、メタデータPremiumサンドボックス付きのSupport EnterpriseからZendesk Suite EnterpriseまたはEnterprise Plusにアップグレードすると、本番のZendesk Support環境のチケットデータが含まれることで、本番環境に近いPremiumサンドボックスのテスト環境にアクセスできます。
同様に、Zendesk Suiteプランから、Premiumサンドボックスにアクセスできない下位のSuiteプランまたはスタンドアロンのSupportプランにダウングレードする場合、既存のPremiumサンドボックスを削除した後は、新しいサンドボックスを作成できなくなります。
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