発表日 | 移行日 |
2021年3月19日 | 2021年5月10日 |
機能の変更点
2021年5月10日をもって、すべてのサイドカンバセーションのメール受信者をエンドユーザーのメインディレクトリに移動することになりました。これにより、メールのサイドカンバセーションの「宛先:」フィールドに表示される受信者を完全に制御(編集、削除など)できるようになります。
これまでは、エンドユーザーやチームメンバーではないサイドカンバセーションのメール受信者の連絡先情報は、オートコンプリート機能のために、編集不可のグレー表示のキャッシュに格納されていました。これは毎回メールアドレスを入力する手間がないという点では便利でしたが、サポートチケットを送信しないと受信者を編集または削除できないという問題が生じていました。たとえば、タイプミスのあるメールアドレスを削除することができませんでした。
今回の変更により、キャッシュされた受信者のメールアドレスのうち、既存のエンドユーザーに関連付けられていないものはすべて新しいエンドユーザーと見なされます。サイドカンバセーションのみのメール受信者が多い場合、この変更によりアカウントに新しいエンドユーザーが大量に発生する可能性があります。これはサイドカンバセーションの既存の受信者を移行するだけであるため、エンドユーザーとして新規作成されたときに届く登録確認メールを受信することはありません。
必要となる作業
アカウントでユーザーや組織のタグが有効になっている場合、Zendeskはこれを追跡するために新規ユーザーにタグを付けます。このタスクは推奨されますが、必須ではありません。
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ユーザーのタグを有効にするには、「ユーザーおよび組織へのタグ付けを有効にする」の記事の手順に従ってください。これは、5月10日の移行日より前であればいつでも実行できます。
これを有効にすると、5月10日から新しく作成されたユーザーにcreated_for_side_conversationのタグが付けられ、「メンバーのタグ」画面に表示できるようになります。
created_for_side_conversationタグをクリックすると、移行時に引き継がれたすべてのユーザーがリストアップされ、そのユーザーの表示、編集、削除が簡単にできます。
ユーザーを削除して受信者のオートコンプリートに表示されないようにすることはできますが、そのユーザーが含まれていた既存のサイドカンバセーションにそのユーザー情報を表示することはできません。削除されたユーザーの名前は [削除されたユーザー] と表示されます。
移行後はどうなりますか?
移行後は、サイドカンバセーションに新しい受信者のメールアドレスを追加するたびに、そのメールアドレスを持つ受信者がユーザーとして追加されます。ただし、ログインしてアカウントを作成するための招待メールは届きません。また、ユーザーや組織でタグを有効にしている場合は、これらのユーザーを定期的に検索して、表示、編集、削除することができます。移行前と同様に、サイドカンバセーションに含めることができるメールアドレスに制限はありません。また、アカウント内の既存のユーザーである必要もありません。「サイドカンバセーションの作成」を参照してください。
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