発表日 |
移行および提供終了日 |
2021年7月26日 |
2022年2月 |
この記事では、Zendesk SupportにおけるHTTPターゲットの提供終了について説明します。
変更内容
2022年の2月に、アクティブなHTTPターゲットはすべてWebhookに変換されます。その後、HTTPターゲットの提供が終了となります。
HTTPターゲットの提供を終了する理由
Webhookのローンチに伴い、ZendeskではユーザーをWebhookに移行いたします。Webhookでは、HTTPターゲットのいくつかの欠点(特にセキュリティ関連のもの)が解決されます。HTTPターゲットでは、セキュアでない(HTTP)接続や、ユーザー名とパスワードによる認証が許可されています。どちらにもセキュリティ上のリスクがあるため、Webhookではサポートされません。WebhookではセキュアHTTP(HTTPS)を必要とし、より強固な認証方法を使用します。
また、Webhookには以下のようなメリットがあります。
- 非アクティブ化の動作に停止を伴わない。
- 詳細なロギング。サードパーティのシステム問題を診断するのに役立ちます。
- 一時的なサーバー障害やタイムアウトに対する再試行動作の改善。
変更に伴う影響
HTTPターゲットを使用しているすべてのユーザーが影響を受けます。
提供終了に伴い必要となる作業
ほとんどの場合、数回のクリックでHTTPターゲットを変換することができます。HTTPターゲットに関連するビジネスルールやトリガは複製され、変換されたWebhookを使用するように変更されます。
HTTPターゲットが以下の条件のいずれかを満たしており、変換を希望する場合は、変換を開始する前にターゲットに変更しておく必要があります。
- ターゲットがHTTPを使用している
- ターゲットが基本認証(ユーザー名とパスワード)を使用している
- ターゲットが非アクティブである
Webhook URLでのプレースホルダの使用は、近日中にサポートされる予定です。サポートが開始されると、URL内でプレースホルダを使用しているターゲットがスキップされなくなります。
詳細については、「HTTPターゲットをWebhookに変換する方法」を参照してください。
よくある質問
最終期限までに変換を行わなかった場合はどうなりますか?
指定された期日までにHTTPターゲットを変換しておくことを強くお勧めします。HTTPターゲットの提供終了とともに、対象となるすべてのターゲットが自動的にWebhookに変換されます。その時点で変換できなかったターゲットは非アクティブ化され、回復できなくなります。
APIを使ってターゲットを作成している場合、そのプロセスを変更する必要がありますか?
はい。できるだけ早く、APIを使用して、ターゲットではなく同等のWebhookを作成してください。
変換がうまくいきません。どうすればいいですか?
既存のHTTPターゲットを変換する際にサポートが必要になった場合は、Zendeskカスタマーサポートまでお問い合わせください。
ターゲットをWebhookに変換した後、元に戻す必要がある場合はどうすればよいですか?
変換したWebhookを何らかの理由でターゲットに戻す必要がある場合、HTTPターゲットの提供終了前であれば元に戻すことは可能です。ターゲットは個別に元に戻すことができます。「変換したWebhookをターゲットに戻す」を参照してください。
HTTP以外のターゲットについても、提供終了となるのでしょうか?
現時点ではHTTPターゲットのみが提供終了となり、Webhookに変換されます。
Zendeskインテグレーションで作成されたターゲットはどうなりますか?
現時点ではHTTPターゲットのみが提供終了となり、Webhookに変換されます。Zendeskインテグレーションから作成されたターゲットは後日変換される予定であり、当面は変換プロセスから除外されています。
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