Zendesk Chat setNotes/appendNotes JavaScript APIは、以下の日程以降は利用できなくなります。
- 2019年9月にSupportとChatの両方をご契約いただいたZendeskのお客様には、Zendesk Web WidgetへのChatの統合機能がデフォルトになります
- Chatフェーズ1のアカウントは2019年後半にフェーズ4に移行されます
この記事では、利用可能な移行オプションについて説明します。
関連情報:
- 新しいWeb Widgetエクスペリエンスの展開に先立つ準備
- 機能の相違点:スタンドアロンChatとWeb WidgetのChat
- 新機能:Chat API
- Chat機能が統合されたWeb Widgetによるパーソナライズされたオムニチャネルサポートの提供
移行オプション
Chatの実装とワークフローをsetNotes ChatウィジェットAPIから移行するには、いくつかのオプションがあります。Chatの統合を使用してカスタマーサポートワークフローをシームレスに移行できるように、できるだけ早い段階で対策を講じることをお勧めします。
利用可能なオプションには、開発者のスキルと知識が必要であり、ユースケースに他よっては他のケースよりも適していることがあります。
利用可能なオプションの概要については、以下の表を参照してください。
移行オプション | 説明 | 実装の前提条件 |
---|---|---|
Chatタグを使用する |
メモを使用する代わりに、Chat訪問者タグを使用できます。 Chat訪問者タグの使用例としては、後でレポートでユーザーセグメントを定義する際に使用できるユーザー情報を格納することが一般的です。 これは、お客様が利用しているプランやユーザーのタイプ(外部、管理者など)に適用できます。 タグを使用すると、以前のチャットやチケットを検索できます。 |
JavaScript APIを使用するには、Web開発者の基本的な知識とアクセス権限が必要です。 |
Chat REST API |
既存のChat訪問者REST APIを使用し、メモを更新してChatダッシュボードに表示することができます。RESTAPIはサーバー側アプリまたはクライアント側JavaScriptコードから呼び出すことができます。 チャットREST APIを介してメモが更新されると、リアルタイムで、つまりエージェントが訪問者とチャットしている最中に、Chatダッシュボードに更新されたメモが表示されます。 |
上記のどちらのシナリオでも、Chat APIで認証を行うためにOAuthフローを実装する必要があります。 |
パブリックChatプリ |
サードパーティプロバイダーに顧客と訪問者のデータを預けている場合は、以下のような既存のCRMパブリックアプリの1つを使用して確認できます。 |
Support + Chatの有料プランを利用している必要があります。 |
プライベートChatアプリ |
Chatダッシュボードの既存の機能を使って、公開されているZendeskアプリをインストールしたり、(計画に基づいて)プライベートアプリを作成してインストールしたりすることができます。 訪問者情報を取得/更新するAPIについては、https://developer.zendesk.com/apps/docs/chat-api/chat_sidebar#visitor-objectを参照してください。 Zendeskアプリは、製品がネイティブで提供する機能を超え、カスタム機能をChatダッシュボードに追加できる強力なアプリです。Zendesk App Frameworkを使用すると、顧客およびアプリ開発者は、アプリが実行されているZendesk製品を操作できます。 Zendesk App Framework API for Chatを介して入手可能な製品情報または訪問者情報を使用して、顧客のCRMまたはサードパーティのサービスから取得したコンテキスト情報でChatダッシュボードを充実させることができます。 Chatダッシュボードを充実させるプライベートアプリの例として、Dollar Shave Clubのブレインアプリがあります。 |
Chatアプリを構築するには、エンジニアリングのスキルと知識が必要です。Chatアプリ内に表示できるいずれかの場所にWebアプリを設定する方法を知っている必要があります。 WebアプリはZendesk App Framework JavaScript APIと対話し、Chatメッセージログと一緒に、UIにChatエージェントに関連する情報を表示します。 |
0 コメント
サインインしてコメントを残してください。