発表日 |
提供終了日 |
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2021年9月8日 |
2022年2月1日 |
この記事では、すべてのZendeskカスタマーに対するGoogleドキュメントのインポート機能の提供終了についてトピックごとに説明します。
変更の内容
2022年2月1日をもって、ZendeskはGoogleドキュメントをGuideのナレッジベースにインポートする機能の提供を終了いたします。
提供を終了する理由
過去数年間にわたり、この機能に関する全体的な使用状況およびフィードバックの監視を続けてきた結果、この機能を削除することになりました。
この機能の当初の目的は、お客様がナレッジベースに記事をインポートできるようにすることでした。Googleドキュメントのコンテンツの書式設定は、インポート時に失われやすいという問題があります。Googleドキュメントは独自のフォーマットを使用しており、ヘルプセンターの記事の基本フォーマットであるHTMLにうまく変換できません。これにより、表、リスト、図、コメントなどのオブジェクトに問題が生じることがあり、記事のインポート後に、スタイルを再適用したり、壊れたリンクや画像を修正したりする必要があります。結論として、現在の状況は不満を招きやすく、Zendeskがお客様に提供したいエクスペリエンスを実現できていません。また、監視を続けてきた結果、この機能を定期的に利用しているお客様は非常に少ないこともわかりました。
これらの理由から、Zendeskはお客様に以下の代替手段を検討することをおすすめします。
代替手段について
Guideのナレッジベースにコンテンツをインポートするには、いくつかの方法があります。
- Zendeskの導入後まもないお客様は、Help Desk Migrationアプリ(Zendeskマーケットプレイスを参照)の使用を検討するか、Zendeskプロフェッショナルサービスの利用をおすすめします。どちらも有償ですが、ナレッジベースの記事だけでなく、包括的な移行機能が提供されます。移行対象には、チケット、ユーザー、カスタムフィールドなどが含まれます。
- もう一つの方法(無償)は、昔ながらのコピー&ペーストです。これは、ナレッジベースに取り込みたいコンテンツが少量である場合に適しています。コピー&ペーストには、Googleドキュメントインポート機能と比べて利点がいくつかあります。インポート機能とは異なり、毎回新しい記事を作成することはありません。また、リンクは解除されず、通常は書式がより適切に保持されます。
- 開発者と協力して、Guideの記事APIをベースにした独自のカスタムインポート機能を構築することもできます(「既存のコンテンツのヘルプセンターへの移行」および「Guide API - Create Article」を参照)。これは、お客様の個別のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
この変更による影響
Googleドキュメントのインポート機能は現在、2021年4月20日以前にZendeskとご契約いただいたお客様のみご利用いただけますが、2022年2月1日もってすべてのヘルプセンターでの提供を完全に終了いたします。
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