このFAQには、旧バージョンのChatから機能強化版Chat(Chatフェーズ4)へのアップグレードプロセスでよく寄せられる質問に対する回答が記載されています。
- データが失われることはありますか?
- アップグレードはどのように行われますか?
- アップグレードプロセス中に、使用中のZendeskアカウントでサービスが中断されますか?
- Chatのサードパーティインテグレーションは動作しますか?
- 現在、ChatアカウントとSupportアカウントには、それぞれ別のオーナーがいます。それぞれのオーナー権限にはどのような影響がありますか?
- ZendeskマーケットプレイスからダウンロードしてインストールしたChatとSupport用のパブリックアプリは、アップグレード後も動作しますか?
- ChatとSupport用のカスタムプライベートアプリは、アップグレード後も動作しますか?
- 今回のアップグレードにより、Chat REST APIへのアクセス権限に影響がありますか?
- Zendesk Messageはアップグレード後も利用できますか?
- インサイトのレポートデータはどうなりますか?
- アップグレード後のシステムでExploreのレポート機能にアクセスできますか?
- 請求アカウントに影響はありますか?
- アップグレードに失敗した場合はどうなりますか?
データが失われることはありますか?
チャット、訪問者、インサイトおよび分析など、すべてのデータは、アップグレード後のアカウントに移行されます。
ただし、Zendesk Messageのデータは、すべてのカスタマーについて削除されるため、アカウントのアップグレードプロセスでは移行されません。詳しくは「Zendesk Messageはアップグレード後も利用できますか?」を参照してください。アップグレードはどのように行われますか?
2022年11月15日まで、お客様は、指定した日付での手作業による移行をリクエストすることができます。このオプトイン期間中は、このリクエストをした後にアップグレードの日時が指定されます。
残りのすべてのお客様は、2023年末までに自動的にアップグレードされる予定です。対象となるお客様には、事前に通知いたします。
アップグレードの前後に完了すべき作業があります。詳しくは「Chatフェーズ4へのアップグレードの準備」と「Chatフェーズ4へのアップグレードの完了」を参照してください。
アップグレードプロセス中に、使用中のZendeskアカウントでサービスが中断されますか?
はい、アップグレードプロセス中に、お客様のダウンタイムが発生します。
- Supportにはダウンタイムはありません。
- Chatのみ、ダウンタイムが発生します。
ほとんどのアカウントでは、アップグレードは1時間以内に完了します。
運用への影響を最小限に抑えるため、アカウントはアップグレード後すぐに使用できるようになります。移行が完了しましたら、改めてお知らせいたします。
Chatの全データ(チャット、訪問者、インサイト、および分析データ)のインポートは、アップグレード後に行われ、最大24時間以上かかる場合があります。
Chatのサードパーティインテグレーションは動作しますか?
サードパーティのChatインテグレーションは動作しません。現時点では、これらのインテグレーションを現行の形式のままサポートする予定はありません。
カスタマーは独自のアプリを作成するか、マーケットプレイスからサードパーティアプリを使用してこれらのインテグレーションをサポートできます。詳細については、ヘルプセンターのチャットインテグレーションのセクションをご参照ください。
現在、ChatアカウントとSupportアカウントには、それぞれ別のオーナーがいます。それぞれのオーナー権限にはどのような影響がありますか?
アップグレードによって、次のような影響がでます。
- Chatのアカウントオーナーは、Chat管理者に移行されます。
- Supportアカウントのオーナーは、Chat-Supportの統合アカウントのオーナーとなります。
ZendeskマーケットプレイスからダウンロードしてインストールしたChatとSupport用のパブリックアプリは、アップグレード後も動作しますか?
はい、現在インストールされているアプリは引き続き動作します。
SupportオーナーとChatオーナーがそれぞれ異なるメールアドレスを持っている場合、SupportオーナーがChatアプリを管理するには、Chatへのアクセス権限が付与される必要があります。
ChatとSupport用のカスタムプライベートアプリは、アップグレード後も動作しますか?
はい、カスタムアプリは引き続き動作します。
SupportオーナーとChatオーナーがそれぞれ異なるメールアドレスを持っている場合、SupportオーナーがChatアプリを管理するには、Chatへのアクセス権限が付与される必要があります。
今回のアップグレードにより、Chat REST APIへのアクセス権限に影響がありますか?
はい、APIへのアクセス権限には影響があります。OAuthを使用するインテグレーションについては、移行後に確認が必要な場合があります。
古いOAuthクライアントは保持されます。ただし、エージェントと管理者は、Zendesk Chat APIを使用するための新しいアクセストークンを取得するために、承認プロセスを再度開始する必要があります。詳細については、こちらのヘルプセンター記事を参照してください。
Zendesk Messageはアップグレード後も利用できますか?
Zendesk Messageは、2021年11月1日をもってすべてのお客様に対して提供を終了しています。お客様のアカウントでソーシャルメッセージを引き続きご利用いただくには、他のオプションがあります。詳細については、「Zendesk Messageの機能を復元する」を参照してください。
インサイトのレポートデータはどうなりますか?
アップグレード後のシステムでExploreのレポート機能にアクセスできますか?
はい、アップグレード後のシステムでExploreを利用できます(ご利用のChatプランで提供されている場合)。
請求アカウントに影響はありますか?
旧バージョンのアカウントをお持ちのほとんどのお客様は、Chat用とSupport用にそれぞれ別の請求(Zuora)アカウントを持っています。アップグレード後は、ChatとSupportに共通の1つの請求アカウントが設定されます。
いくつかのシナリオが考えられます。
- 有償Supportと有償Chat Zuoraアカウントの請求先情報が同じ場合には、請求先アカウントへの影響はありません。
- 有償Supportアカウントと有償Chat Zuoraアカウントとで請求先情報および請求サイクルが異なる場合は、アップグレードの開始前に、ご利用のChat請求アカウントとSupport請求アカウントが統合されます。つまり、両製品の請求が一本化されることになります。
2022年11月15日の期限以降にアップグレードされたChatアカウントは、Supportサブスクリプションの以下の内容を自動的に引き継ぎます。
- 期間の長さ。サブスクリプションの期間が長くなった場合(例:毎月から年間へ)、Zendesk Chatのサブスクリプション料金もそれに応じて高くなります。
- 期間終了日
- 請求サイクル
- 請求通貨
- お支払い方法
- 請求先の担当者
Chatのサブスクリプション内容をSupportアカウントに統合したくない場合は、移行予定日時の前に以下のいずれかの手続きを行ってください。
オプション1:Chatアカウントを解約する
- Chatで、「設定」>「アカウント」>「サブスクリプション」>「アカウント管理」の順に移動します。
- 「アカウント全体を解約」をクリックします。
オプション2:ChatとSupportとを一緒にして新たなサブスクリプション期間で契約する
ChatとSupportを一緒に新しいサブスクリプション期間で契約し直す場合は、お客様のZendeskアカウントマネージャーに連絡して手続きを進めてください。この契約は、Chatのサブスクリプション期間が終了する前に締結する必要があります。そうしない場合には、上記のように自動的にSupportのサブスクリプションに統合されます。
アップグレードに失敗した場合はどうなりますか?
アップグレードに失敗した場合は、製品内のメッセージでお客様にお知らせし、再試行の新しい日付を設定します。
アップグレードに失敗しても影響はありません。アップグレードはロールバックされ、データの損失は発生しません。
0 コメント
サインインしてコメントを残してください。