この記事では、エージェントがチケットのコメントやマクロに太字、斜体、箇条書きなどの書式設定や画像を追加できるようにするために、管理者が行う作業について説明します。書式を設定することで、リクエスタに送るチケットやメール通知の文面を読みやすく、わかりやすく仕上げることができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
エージェントインターフェイス内でコンテンツの書式を設定する
このセクションで説明する書式設定オプションは、エージェントインターフェイスで自動的に利用でき、アカウント全体に適用されます。エージェントは、CKEditorというリッチコンテンツエディタ内で複数の書式設定オプションを組み合わせて使用できます。管理者がエージェントのために、リッチコンテンツエディタとMarkdownエディタのどちらかを選択する必要はありません。
エージェントはツールバーを使用して書式を設定できます。
また、Markdownコマンドを使用することもできます。
このエディタは、エージェントが新しいチケットを作成したり、チケットコメントを追加したり、チケットを一括更新したり、Zendesk Channel Frameworkを使用するインテグレーションから作成された任意のチケットを更新したりするときに使用できます。
書式設定オプションを有効にする
リッチコンテンツオプションとMarkdownの書式設定オプションはどちらも、アカウントで自動的に有効になります。
旧バージョンのエディタからの変更点
このセクションでは、新しく追加されたテキスト入力欄と、旧バージョンのリッチコンテンツエディタとMarkdownエディタそれぞれとの違いについて説明します。
- 新しいエディタ機能は、マクロエディタ内ではまだ使用できません。後日、実装される予定です。
- コードブロック内のリッチコンテンツ書式はサポートされていません。
- 下矢印キーを使ってコードブロックから抜けることはできません。コードブロックを抜けるには、Returnキーを3回押します。
- 上矢印キーおよび下矢印キーによる画像のサイズ変更はサポートされていません。
- 水平罫線要素は、常に独立した行に配置されます。他の要素の内側に配置することはできません。
- リスト項目は、前のリスト項目と同じレベルにある場合にのみインデントすることができます。ブロック引用符をインデントすることはできません。インデントできるのは、ブロック引用符内のテキストだけです。
- Markdownの下線記号(_)による下線付きテキストはサポートされていません。たとえば、「
_Important_
」と入力しても「Important」とは表示されません。アスタリスク(*)に加えて下線記号(_)を使用すると、テキストを太字または斜体にすることができます。たとえば、「_Note_
」および「__Caution__
」と入力すると、「Note」および「Caution」と表示されます。
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