質問

組織レベルとエンドユーザーレベルで設定されるチケット権限の違いは何ですか?

回答

組織チケットへのアクセスは、エンドユーザープロフィールと組織の2か所で設定します。Supportは、組織チケットの表示を制御するために、これらを個別に評価します。設定が競合した場合、権限の範囲が広い設定のほうが、権限の範囲が狭い設定よりも優先されます。

たとえば、エンドユーザーが自分のプロフィールよりも広範なアクセスを許可している組織に属している場合、ユーザーはその組織のチケットを表示できます。

Supportでは、次のように設定します。

  1. 任意の組織 > 「ユーザー」フィールド
    組織
     
  2. 任意のエンドユーザープロフィール > 「アクセス」フィールド
    エンドユーザー
     

以下の表に、可能な権限の組み合わせを示します。この表で、赤はチケットへのアクセスなし、黄は何らかのアクセスあり、緑はアクセスが最も多いことを示します。

  組織
自身のチケットのみ表示可能 すべての組織チケットを表示できるが、コメントの追加はできない すべての組織チケットの表示とコメントの追加が可能
エンドユーザー 自身のチケットのみ表示/編集可能 ユーザーは自身のチケットのみを表示して編集できます。 ユーザーは自身のチケットを表示して編集が可能で、組織のチケットを表示できます。 ユーザーは自身のチケットを表示して編集でき、すべての組織チケットを表示してコメントを追加できます。
ユーザーの組織のチケットを表示可能 ユーザーは自身のチケットを表示して編集が可能で、組織のチケットを表示できます。 ユーザーは自身のチケットを表示して編集が可能で、組織のチケットを表示できます。 ユーザーは自身のチケットを表示して編集でき、すべての組織チケットを表示してコメントを追加できます。

Supportではこれらの権限は個別に扱われるため、各エンドユーザーと組織を作成するときに指定します。カンマ区切り値(CSV)ファイルを使用してユーザーを一括インポートする場合は、各エンドユーザーの権限を設定するrestriction列を含めます。アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を介してユーザーを作成する場合は、ticket_restriction属性を設定します。

ユーザーおよび組織の権限の詳細については、「組織の作成」および「エンドユーザーの追加」を参照してください。

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