質問
組織レベルとユーザーレベルで設定されるチケット権限の違いは何ですか?
回答
組織のアクセス設定は、ユーザープロフィールと組織自体にあります。 これらの権限を個別に設定して、組織のチケットをどの程度表示するか、個々のユーザーがチケットにアクセスできるかどうかより詳細に制御することができます。設定が競合した場合、権限の範囲が広い設定のほうが、狭い設定よりも優先されます。
以下の表は、権限について可能な組み合わせをすべて示しています。
組織 | ||||
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自身のチケットのみ表示可能 | すべての組織チケットを表示できるがコメントの追加はできない | すべての組織チケットの表示とコメントの追加が可能 | ||
ユーザー | 自身のチケットのみ表示/編集可能 | ユーザーは自身のチケットのみ表示/編集できます。 | ユーザーは自身のチケットの表示/編集が可能で、組織のチケットを表示できます。 | ユーザーは自身のチケットの表示/編集が可能で、すべての組織チケットを表示してコメントを追加できます。 |
ユーザーの組織のチケットを表示できる | ユーザーは自身のチケットの表示/編集が可能で、組織のチケットを表示できます。 | ユーザーは自身のチケットの表示/編集が可能で、組織のチケットを表示できます。 | ユーザーは自身のチケットの表示/編集が可能で、すべての組織チケットを表示してコメントを追加できます。 |
これらの権限セットはZendeskでは扱いが異なるため、各ユーザーと組織を作成するときに指定する必要があります。CSVファイルでユーザーの一括インポートを行う場合は、ファイルに「制限」列を含めて、各ユーザーの権限を指定します。API経由でユーザーを作成する場合は、ticket_restriction
属性を設定してこの制限を設定します。
ユーザーおよび組織の権限の設定について詳しくは、次の記事を参照してください:「組織の作成、管理、使用」および「エンドユーザーの追加および管理」