発表日 | ロールアウト開始日 | ロールアウト終了日 |
---|---|---|
2022年4月27日 |
2022年6月29日 |
2022年7月25日 |
このたび、Zendesk Supportに新しいカスタムフィールドタイプを追加し、チケット、ユーザー、組織間のカスタムリレーションシップを定義できるようにいたしました。
機能の変更点
チケット、ユーザー、組織の各オブジェクトに関して、「ルックアップリレーションシップ」という新しいカスタムフィールドタイプが追加されます。この新しいカスタムフィールドタイプにより、管理者はこれらのSupportオブジェクト間にビジネス特有のカスタムリレーションシップを構築することができます。
さらに、ルックアップリレーションシップフィールドは、トリガとビューでも使用することができます。また、管理者は、ルックアップリレーションシップフィールドに表示させる値をフィルタリングすることができます。
Zendeskがこれらの変更を行う理由
Zendeskのお客様には、それぞれ異なるビジネスニーズがあります。Supportにビルトインされているネイティブのリレーションシップでは、これらのニーズをすべて満たすことはできません。ルックアップリレーションシップフィールドのような新しいタイプのカスタムフィールドを追加することで、Supportの柔軟性が向上し、チケット、ユーザー、組織に関するさまざまなタイプのデータを格納し、関連付けるという各お客様に固有のニーズを満たすことができます。
提供終了に伴い必要となる作業
カスタムルックアップリレーションシップフィールドは、すべてのアカウントに自動的にロールアウトされます。ルックアップリレーションシップフィールドを使用する前に、開発チームと協力して、チケット、ユーザー、または組織のフィールドのデータを取得するためのカスタムコードやアプリケーションを使用しているかどうかを確認してください。それらを使用していなければ、すぐにルックアップリレーションシップフィールドを使用することができます。
ユーザー、チケット、または組織のフィールドを取得するためのカスタムコードを使用している場合は、ルックアップリレーションシップフィールドを使用する前に、開発チームと協力してインテグレーションが引き続き期待どおりに機能するように設定する必要があります。以下の手順に従ってください。
- カスタムコードで未知のフィールドタイプを処理する方法を確認します。処理として、クラッシュや除外、無視する方法や、文字列フィールドのようなより一般的なフィールドタイプへのフォールバックなどの方法が考えられます。
- 予期せぬ動作を避けるために、カスタムコードを更新します。未知のフィールドタイプに遭遇した場合は、文字列フィールドタイプにフォールバックすることをお勧めします。これは、通常、最も中断が少ない方法であり、必須となる可能性のある新しいフィールドタイプから将来的にコードを保護することができます。
ルックアップリレーションシップフィールドの使用を開始したら、ルックアップリレーションシップフィールドタイプを認識できるように、カスタムコード(ある場合)を更新することをお勧めします。
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