高度なボットは、「高度なAI」アドオンの一部として、メッセージングとメールに拡張ボットのエクスペリエンスを提供します。このボットはAIを搭載しており、お客様の業界に特有のカスタマーの問題を理解できるように、事前にトレーニングされています。
アドオンを購入すると、以下の機能を利用できるようになります。
- 高度なオートリプライ。カスタマーからのメールやWebフォームの送信に対する自動応答を、AIが予測した目的、言語、印象に基づいてカスタマイズできます。
- 高度な目的。ボットの回答に役立つ目的を自動的に提案します。
この記事では、次のトピックについて説明します。
「高度なAI」アドオンの入手方法、およびパッケージに含まれる追加のAI機能について詳しくは、「Zendeskの高度なAIについて」を参照してください。
高度なボットおよび高度なAIアドオンは現在、小売業、金融サービス業、ソフトウェア業向けに提供されており、今年の後半には他の業種にも拡大する予定です。
高度なオートリプライの概要
オートリプライはトリガを使用して構築され、カスタマーサポートのリクエストに対して、ボットが自動応答を送信できるようにします。標準のオートリプライは、Autoreply with
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トリガアクションを使用して構築され、メールまたはWebフォームでカスタマーから問い合わせがあったときにGuideのヘルプセンターから記事を提案します。高度なオートリプライは、Autoreply
トリガアクションを使用して構築されます。このアクションは、インテリジェントトリアージと連携して、目的、言語、および印象に関するAI予測に基づいて、メール経由のカスタマーのリクエストに対するカスタム応答を作成します。
高度なオートリプライを使用するには、インテリジェントトリアージを設定しておく必要があります。詳細については、「インテリジェントトリアージを有効にして設定する」を参照してください。
設定が完了したら、高度なオートリプライの構築を開始することができます。詳細については、「高度なオートリプライメールの設定」を参照してください。
目的について
目的とは、「回答で扱われる問題」の代替的な表現であり、会話ボットの動作を定義するものです。目的は「高度なAI」アドオンで利用でき、AIを活用してお客様の業界やビジネスに特有のカスタマーの課題に適切に対応します。
目的は以下のように使用できます。
- 回答の作成時に推奨される目的を適用することで、より効果的な会話ボットを構築できる。
- カスタマーからよく尋ねられる質問のうち、回答されていないものを特定する目的の候補を使用することで、ボットの知識の不足を埋めることができる。
詳細と設定方法については、「会話ボットでAIを利用した目的を使用する方法」を参照してください。