Zendesk Android SDKユーザーは、Google Firebaseの更新後にアクションを求められます

Zendeskは一連の変更についてGoogleから通知を受けており、チャット、メッセージング、またはSunshine ConversationsにZendeskのAndroid SDKを使用しているお客様は、Googleがこれらの変更を行う2024年6月1日以降にプッシュ通知の中断を避けるために、すぐに対応を行う必要があります。

変更内容

2023年、GoogleはFirebase通知の動作に一連の変更を加えることを発表しました。Android用のプッシュ通知をサポートする複数のZendesk製品が影響を受けます。以下のいずれかの製品をご利用のZendeskのお客様は、2024年5月31日以降にAndroidモバイルアプリでのプッシュ通知が中断されないように、早急に対応を行う必要があります。

• Zendesk Chat（Android SDK）
• Zendeskメッセージング（Android SDK）
• Zendesk Sunshine Conversations（Android SDK）

この変更が行われる理由

Googleは、モバイルアプリとSDKがFirebase Cloud Network（FCN）の使用を承認する方法を変更し、静的なアクセスキーから有効期間の短いOAuth 2.0ベースのトークンに移行します。現在と同様に、お客様に代わってFCNでの運用を継続するために、Zendeskはお客様に対し、現在プッシュ通知に使用されている静的アクセス キーを置き換える新しいGoogleサービスアカウント認証情報をアップロードすることを要求します。 

必要となる作業

ZendeskのAndroid SDKのいずれかをChat、メッセージング、Sunshine Conversationsに使用しているカスタマーには、アカウントのオーナーと管理者に、新しいGoogleサービスアカウントの認証情報のアップロード方法に関する以下の手順を記載したメールが届きます。 

アカウントでZendeskのAndroid SDKのいずれかをChat、メッセージング、Sunshine Conversationsで使用しているかどうかを確認するには、Zendesk開発者向けドキュメントで、統合されているSDKに対応するZendesk開発者向けドキュメントを参照してください。Zendesk SDK、Sunshine Conversations SDK、Chat SDKのそれぞれのドキュメントを参照してください。メモ：複数のSDK（3つのSDKなど）を使用する場合、アカウントの管理者が使用するSDKごとにこの操作を実行する必要があります。

• • Zendesk Chat Android SDKを使用している場合：
    • Chatダッシュボードで、「設定」>「アカウント」>「APIおよびSDK」を選択します。
    • 「モバイルSDK」セクションで、編集するアプリをクリックします。
    • Androidセクションで、privateKey、clientEmailおよびprojectIdを含むJSONファイルをアップロードします。
    • 「変更を保存」をクリックして、変更を完了します。
    • Android認証情報を持つすべてのアプリに対して、この手順を繰り返します。 
  • ZendeskのメッセージングAndroid SDKを使用している場合：
    • ビジネスサブドメインで管理センターにサインインします。
      <your-subdomain>.zendesk.com/admin
    • サイドバーの「チャネル」をクリックし、「メッセージングとソーシャル」>「メッセージング」を選択します。
    • 編集するAndroidチャネルの名前をクリックします。「Web Widgetを編集」ページが開きます。
    • 「通知」タブをクリックします。
    • 新しい資格情報として、privateKey、clientEmail、projectIdを入力します。
    • すべてのAndroidチャネルに対して、この手順を繰り返します。
  • Zendesk Sunshine Conversations Android SDKを使用している場合 
    • Sunshine Conversationsダッシュボードにサインインします：https://app.smooch.io/login 
    • 影響を受けるAndroid SDKインテグレーションを含むアプリを選択します。
    • Android SDKインテグレーションを選択し、「設定」をクリックします。
    • 新しい資格情報として、privateKey、clientEmail、およびprojectIdを入力します。
    • 画面の下部にある「変更を保存」をクリックします。
    • すべてのAndroid SDKインテグレーションに対して、この手順を繰り返します。
    • ***Sunshine Conversations SDKユーザーは、オプションでAPIを使用することができます。これを行うには、更新されたインテグレーションAPIコールを使用して、不足しているprivateKey、clientEmail、projectIdを追加します。

完了すると、ZendeskのAndroid SDKでのプッシュ通知の動作には影響がありません。Android用のZendesk SDKを開発する必要はありません。iOS用のZendesk SDKは影響を受けません。 

今後の最新情報については、この記事をフォローしてください。この発表について、ご質問、製品のフィードバック、または機能リクエストがある場合は、アプリとインテグレーションのコミュニティフォーラムにアクセスしてください。このフォーラムでは、カスタマーから寄せられた製品フィードバックを収集し管理しています。サポートが必要な場合は、Zendeskカスタマーサポートにお問い合わせください。