発表日 | ロールアウト開始日 |
2024年4月16日 | 2024年4月16日 |
TymeshiftがZendeskのワークフォースマネジメント(WFM)の一部となったことをお知らせします。
また、Zendeskのエコシステムとのインテグレーションを強化する新しい機能セットも導入し、ワークフォースマネジメントのエクスペリエンスを向上させる多くの機能を提供します。
このお知らせには以下のトピックが含まれています。
変更内容
TymeshiftがZendesk WFMに進化したことは、多数の新機能と改良が導入された重要なマイルストーンです。
変更点の概要は、次のとおりです。
- ようこそZendesk WFM:TymeshiftはZendesk WFMとしてリブランドされます。このアップデートには、新しいアドオンSKUと新しい価格モデルが含まれており、Zendesk製品ファミリー内のワークフォースマネジメントが強化されます。
- オンボーディングの簡素化:マーケットプレイスからアプリをインストールする必要はありません。新しい自動プロビジョニングシステムにより、オンボーディングプロセスが簡素化され、スムーズに開始できるようになります。
- 登録とサブスクリプションの効率化:よりユーザーフレンドリーなエクスペリエンスを提供するために、登録とサブスクリプションのプロセスを見直しました。
- 管理ページの改善:WFMの管理ページは、スケーラビリティと信頼性の向上を目的として再構築されました。これは、今後の機能強化の基盤にもなります。
これらの変更は、Zendeskの継続的な取り組みの一環です。Zendeskの主要サービスとシームレスに連携する優れたワークフォースマネジメントソリューションを提供し、業務の最適化とエージェントの生産性向上を実現します。
Zendesk WFMの導入
TymeshiftはZendeskワークフォースマネジメント(WFM)としてリブランドされました。Zendeskの製品ポートフォリオの一部として、Zendesk WFMはSuite Teamプラン以上、およびSupportのみのプランへのアドオンとして提供されています。
新しいWFMアドオンには自動プロビジョニングが付属しているため、Zendeskマーケットプレイスからアプリをインストールする必要はありません。
詳細については、「Zendeskワークフォースマネジメントの購入」を参照してください。
ルックアンドフィールの変更
WFMソリューションを変更し、Zendeskの標準のエクスペリエンスに合わせてルックアンドフィールを調整しました。
変更の一部には、新しいアイコン()のほか、製品および製品から受信するメールにおける名前の変更などがあります。
さらに、製品トレイからZendesk WFMにアクセスできるようになりました。これにより、他のZendesk製品と同じように、WFMへのアクセスがスムーズになります。
ロールと権限
WFM Webアプリに新しい「ロールと権限」管理ページが導入されました。このページでは、アカウント内で誰が何をできるかを制限できます。アカウントには、すべてのチームメンバーに対して最初に割り当てる、デフォルトの2つの標準ロール(管理者およびエージェント)があります。また、組織の構造を反映した独自のカスタムWFMロールを作成することも可能です。
すべてのロールには、スコープ、アクセス権限、およびユーザーメンバーシップが含まれます。この組み合わせにより、アカウントでチームメンバーが表示、操作できるデータが決まります。
詳細については、「WFMロールとアクセス権限の概要」を参照してください。
アカウント設定
アカウント全体の動作を制御する、WFM「アカウント設定」管理ページが再設計されました。動作には、チームメンバーのアクセスを制御する許可リストとブロックリスト、アカウントのデフォルトのタイムゾーン設定、タスクロックや自動追跡などの追跡設定が含まれます。
詳細については、「Zendesk WFMアカウント設定の管理」を参照してください。
ユーザー管理
新しいWFM「ユーザー管理」ページが利用できるようになりました。このページには、Zendeskアカウントからインポートされたすべてのチームメンバーが表示されます。WFMロール、Zendeskのデフォルトのグループ、WFMチーム、割り当てられたワークストリーム、ロケーションなど、チームメンバーに関する情報を表示できます。
Zendeskアカウントで新しいチームメンバーを追加すると、12時間後にWFMアカウントにインポートされます。すぐに表示したい場合は、ユーザーの管理ページでチームメンバーのリストを更新することもできます。
詳細については、「WFMのユーザー管理ページについて」を参照してください。
一般タスク
「一般タスク」ページが更新され利用可能になりました。管理者はこのページで、Zendeskの外部で行われるエージェントのチケット管理以外のアクティビティを追跡するための、タスクを作成できるようになりました。たとえば、会議、休憩、昼食などです。エージェントは一般タスクを開始することができます。一般タスクは、「エージェントのアクティビティ」ページとレポートに反映されます。この情報により、管理者、プランナー、マネージャー、その他のWFM担当者は、エージェントの時間の使い方を完全に理解できるようになります。
詳細については、「WFMの一般タスクについて」を参照してください。
その他の改善点
近日導入された、または今後導入予定の革新的な機能には、次のようなものがあります。
- パブリックAPI、第2のエンドポイント、および他のプラットフォーム内でデータを使用するための柔軟性が改善されました。詳しくは、「WFMパブリックAPI」を参照してください。
- ダッシュボード数が増え、ダッシュボードを最大10個、一意のダッシュボードウィジェットを最大120個作成できるようになりました。詳しくは、「WFMダッシュボードについて」を参照してください。
- (近日導入予定)スケジュール作成に関して、以下のような改善を図ります。
- シフトを一括で削除および休暇を追加するためのオプション
- 公開されたシフトと非公開のシフトを区別するための視覚的なインジケータ
早期アクセスプログラム(EAP)に登録したい場合は、現在および今後のワークフォースマネジメントEAPの詳細情報を参照してください。
必要となる作業
このお知らせに記載されている機能は、新規の顧客にご利用いただけるようになりました。アカウントのアドオンを購入するには、「Zendeskワークフォースマネジメントの購入」を参照してください。
既存の顧客については、これらの機能を年間を通じてご利用いただけます。これらの新機能をすぐに利用したい場合は、カスタマーサクセスマネージャーにお問い合わせください。
ワークフォースマネジメントを開始するには、「Zendeskワークフォースマネジメントのスタートガイド」を参照してください。
この発表に関連するフィードバックや質問がある場合は、コミュニティフォーラムにアクセスしてください。このフォーラム では、顧客から寄せられた製品フィードバックを収集し管理しています。Zendesk製品に関する一般的なサポートについては、Zendeskカスタマーサポートにお問い合わせください。