2024年5月1日より、Appleはアプリ開発者に対し、アプリのプライバシーマニフェストファイルを用意し、アプリが収集するデータおよびアプリが使用するRequired reason API(理由の宣言が求められるAPI)に関する情報を提供することを義務付けます。これには、アプリ内でサードパーティのSDKが収集するデータおよび使用するAPIも含まれます。詳細については、Appleの公式ガイドラインをご覧ください。
この要件を満たすために、Zendesk SDKにはプライバシーマニフェストファイルが含まれています。このプライバシーマニフェストを利用するには、以下のバージョン以上のSDKのいずれかを使用する必要があります。また、モバイルSDKのプライバシーマニフェストでは、各SDKで収集されるデータのタイプや理由の宣言が求められるAPIの使用方法について詳しく説明しているので、こちらも参照してください。
メモ:上記のプライバシーマニフェストのリンクをクリックすると、Googleシートが新しいタブで開きます。関係のあるSDKに対応するシートタブ(下部にある)をクリックしてください。
- Zendesk Messaging iOS SDK v2.19.2
- SunCo iOS SDK v12.2.2
- Support iOS SDK v8.0.2
- Answer Bot iOS SDK v5.0.3
- Chat iOS SDK v5.0.2
- Zendesk SDK for Unity v2.1.1
- Classic Unity SDK(開発者向けドキュメント「Apple Privacy Manifest」のガイドラインに従ってプライバシーマニフェストファイルを作成する必要がある)
重要:以下のリストに挙げたのは、Zendesk SDKで収集可能なすべてのデータタイプです。これらのデータタイプのいくつかは、当社のサービスをサポートするためにデフォルトで収集されます。また、カスタマーサポートの向上のために名前、メールアドレス、場所などのカスタマー情報をオプションで収集することもできます。データの各タイプについて、それがデフォルトであるかオプションであるかを確認することができます。
なお、Zendeskのプライバシーマニフェストファイルに含まれるのは、すべてのカスタマーに対して収集されるデフォルトのデータタイプだけです。任意のデータを収集する場合は、Appleのプライバシー要件に準拠するために、アプリのプライバシーマニフェストファイルでそれらのデータをカバーする必要があります。
Zendeskでは、API経由でお客様から提供される訪問者の画面データを除き、SDKのデータをトラッキング目的で使用することはありませんが、Zendesk SDKで取得したデータをお客様が独自のトラッキング目的で使用することは可能です。その場合は、以下の回答を適宜更新する必要があります。本記事の内容は、一般的な情報としてご利用いただくためのものです。SDKで収集されるデータは変更される可能性があり、本記事の内容も新しい情報で更新される場合があります。本記事は情報提供のみを目的としています。Zendesk SDKを使用する際には、各自の法務部門または法令遵守部門にご相談いただき、Apple社の要件および適用される法律を確実に遵守するようにしてください。 本記事の内容に矛盾点を見つけた場合は、弊社までご報告ください。
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