サービス事象 - 2025年2月7日 - 米国 | Explore - Exploreダッシュボードの遅延

概要

2025年2月6日18時00分（UTC）～2月7日10時25分（UTC）にかけて、米国のExploreカスタマーの一部でExploreダッシュボードのデータに遅延が発生しています。

タイムライン

2025年2月7日午前11時12分（UTC） | 2025年2月7日午前0時12分（PT）
Exploreダッシュボードの問題は、10時25分（UTC）現在解決済みです。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

2025年2月7日午前10時54分（UTC） | 2025年2月7日午前2時54分（PT）
昨日の20時（UTC）からExploreダッシュボードに遅延が発生しています。当社のエンジニアリングチームが問題を特定し、修正を適用しました。円滑にご利用いただけるよう、状況を積極的に監視しております。ご不便をおかけして申し訳ございません。

POST-MORTEM

根本原因の分析

この事象は、新しいデータエクスポーターサービスを使用した大量のデータのエクスポートによって引き起こされた、処理クラスタの容量不足が原因でした。クエリの実行に時間がかかりすぎたため、複数回の再試行が行われ、同じ問題のあるクエリが3回同時に実行されました。これらのクエリは、クエリを開始したサービスが停止した後も実行され続けたため、CPU使用率が急上昇する一因となりました。

解決

この問題を解決するために、チームは処理クラスタを手動で再起動し、スタックしたクエリを終了してクラスタを通常の運用キャパシティに戻しました。この操作により、クラスタが他のクエリを効果的に処理する能力が回復されました。

是正項目

1. クエリ時間制限の実装：エクスポートクエリに時間制限を設定し、長すぎる実行がシステムパフォーマンスに影響を与えないようにします。
2. 監視の改善：監視システムを強化して、CPU使用率の高い場合にアラートをより目立たせ、敏感に警告することで、潜在的な問題への迅速な対応を保証します。
3. クエリのレビューと最適化：データエクスポーターに関連付けられているすべてのクエリを確認し、パフォーマンスに問題があるOR条件を含むJOIN句を使用しているクエリを特定し、最適化します。

詳細情報

Zendeskに関する現在のシステムステータス情報とアカウントへの具体的な影響については、システムステータスページをご覧ください。この記事をフォローして、事後レポートが公開されたときに通知を受け取ることができます。この事象についてさらにご質問がある場合は、Zendeskカスタマーサポート

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