Sellでは、1つの取引先に次の2つのタイプのリレーションシップを持たせることができます。
- 会社と従業員のリレーションシップ
- 会社階層のリレーションシップ
これらは、ビジネスデータの整理には役立ちますが、それでビジネスのすべてのコンテキストを表せるわけではありません。たとえば、取引先は代理店かもしれませんし、提携しているサードパーティのコンサルタントかもしれません。あるいは、再販業者や仲介業者の情報をSellに保存する必要があるかもしれません。
取引先にカスタムリレーションシップを作成すれば、ビジネスコンテキストに合わせて、あらゆるタイプの取引先リレーションシップを表現することができます。
以下のシナリオは、会社と仲介業者間のリレーションシップを表しており、会社と仲介業者間の両方を取引先としてZendesk Sellに保存することができます。
新しいカスタムリレーションシップを追加するには
- 上部のメニューバーでZendesk製品アイコン()をクリックし、「管理センター」を選択します。
- 左のサイドバーにあるSunshineアイコン()をクリックし、「リレーションシップ」>「リレーションシップを追加」をクリックします。
- 「リレーションシップ名」フィールドに、リレーションシップを表す名前(「仲介業者」など)を入力します。
リレーションシップ名はオブジェクトカードのウィジェットに表示されるため、営業担当者にもわかりやすい名前を付けてください。また、関連するオブジェクトウィジェットでは、リレーションシップはアルファベット順にソートされることも考慮してください。メモ:リレーションシップ名を作成する場合、単語の間はスペースではなくアンダースコアを使用する必要があります(例:broker_name)。
- 「ソース」で、オブジェクトを表示する場所を選択します。このシナリオでは、zen:contactを選択します。
- 「リレーションシップタイプ」では、リレーションシップの性質に応じて、「1対1」または「1対多」のいずれかを選択します。1つの会社に仲介業者が複数いる場合は「1対多」を選択し、1社の場合は「1対1」を選択します。
- 「ターゲット」フィールドで、「zen:contact」を選択します。
- 「保存」をクリックします。
このリレーションシップは、関連するオブジェクトウィジェットの「オブジェクト」カードに表示されます。
メモ:関連するオブジェクトウィジェットでサポートされるリレーションシップのタイプは最大で10種類です。各リレーションシップタイプで、営業担当者が追加できるリレーションオブジェクトは最大で50個です。