添付ファイルの管理アプリでは、チケットの添付ファイルを管理できます。添付ファイルの管理アプリでは、従来のAttachment Library、Attachment Restriction、Attachment Tagger(旧Attachment Finder)、Redact Attachmentsアプリがひとつのサイドバーに統合されています。エージェントは、アコーディオン形式のインターフェイスを使用して、これらの機能を開いたり閉じたりできます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
アプリのインストール
添付ファイルの管理アプリは、Zendeskマーケットプレイスからインストールします。
アプリをインストールするには
-
管理センターで、サイドバーにあるアプリおよびインテグレーションアイコン(
)をクリックし、「アプリ」>「Zendesk Supportアプリ」を選択します。
- ページ上部の「マーケットプレイス」をクリックし、マーケットプレイスの検索バーに「添付ファイルの管理」と入力します。または、前述のマーケットプレイスへのリンクをクリックしてください。
- 添付ファイルの管理アプリのアイコンをダブルクリックして、「インストール」をクリックします。
- 「インストール」セクションで、アプリの名前を入力します。
- 添付ファイルを含む既存のチケットおよび新規チケットに追加するタグを入力します。詳しくは「添付ファイルの管理アプリによって付与されるタグの概要」を参照してください。
- ファイル拡張子を許可またはブロックするためのホワイトリストまたはブラックリストのオプションを指定します。
- 必要に応じて、グループおよびロールの制限を有効にします。
- 「インストール」をクリックします。
インストール後にアプリの設定を変更するには、「管理」>「アプリ」>「管理」の順に選択して、「現在インストール済み」タブで添付ファイルの管理アプリのドロップダウンオプションをクリックし、「設定を変更」を選択します。
添付ファイルの管理アプリによって付与されるタグの概要
- 「添付ファイルタグ」フィールド(例:has_attachment)に設定されたタグは、エージェントが既存の添付ファイル付きのチケットを更新したときに追加されます。
- 「新しい添付ファイルタグ」フィールド(例:has_new_attachment)に設定されたタグは、エージェントがZendesk Supportを通じて既存のチケットに新しい添付ファイルを追加したときに追加されます。
- エージェントまたはエンドユーザーによって追加されたかどうかに関係なく、アプリで添付ファイルを追跡する場合は、「新しい添付ファイルタグ」と「添付ファイルタグ」に同じ値を設定できます。
添付ファイルの管理アプリで生成されたタグをレポートやビジネスルールに使用する場合、以下のような制限があることに注意してください。
- このアプリはZendesk Appsフレームワーク上で動作するため、エージェントがZendesk Support UIでチケットを更新したときにのみ、チケットにタグが追加されます。アプリによって追加されたタグに関するビジネスルールまたはレポートを作成する場合は、この点を考慮してください。
- アプリは、Zendesk Supportのエージェントがチケットを作成した場合にはタグを付与しません。タグが付与されるのは、Zendesk Supportのエージェントがチケットを更新したときです。
アプリの使い方
「添付ファイルの管理」アプリには、Supportでチケットを表示しているときに、アプリケーションのサイドバーからアクセスできます。このアプリには3つの機能があります。 それぞれ、「添付ファイル」、「不許可の添付ファイル」、「ライブラリ」です。
チケットの添付ファイルを非表示にする
アコーディオンリストの最初のアイテムは「すべての添付ファイル」です。ここには、現在表示中のチケットに含まれる添付ファイルの数が示されます。
チケットの添付ファイルを非表示にするには
- アコーディオンを開き、チケットのすべての添付ファイルを表示します。
- 非表示にする添付ファイルのいずれかにチェックマークを付けるか、すべての添付ファイルを選択する場合は「名前」の左にあるチェックマークをクリックします。
- 「添付ファイルを削除」ボタンをクリックします。
- ポップアップウィンドウが開き、選択した内容を確認するメッセージが表示されます。
- 確認テキストを入力し、「墨消し」をクリックします。
メモ: 非表示にされた添付ファイルは取得できなくなります。インターフェイス上では「redacted.txt」という名前の空のテキストファイルに置き換えられます。
チケットの不許可の添付ファイルを非表示にする
アプリのアコーディオンリストの2番目の項目は「不許可の添付ファイル」です。ここには、無効な添付ファイルの数が示されます。
チケットの不許可の添付ファイルを非表示にするは
- アコーディオンを開き、アプリの設定で指定された許可リストまたはブロックリストの規則に違反するチケット上のすべての添付ファイルを表示します。
- 非表示にする添付ファイルを個別に選択するか、すべての添付ファイルを選択する場合は「名前」の左にあるチェックマークを選択します。
- 「添付ファイルを削除」をクリックします。
- ポップアップウィンドウが開き、変更を確認するメッセージが表示されます。
- 確認テキストを入力し、「墨消し」をクリックします。
添付ファイルを添付ファイルライブラリに追加する
アプリのアコーディオンリストの3番目の項目は「ライブラリ」です。ここで、ライブラリ内の添付ファイルを管理できます。この機能には3つのタブがあります。
最初のタブは「ライブラリ」で、ライブラリ内のすべての添付ファイルが表示されます。
現在表示中のチケットにライブラリから添付ファイルを追加するには
- アプリ内の添付ファイルをクリックしてハイライトします。
- チケットに画像を追加する場合は「画像を挿入」を、添付ファイルへのリンクを追加する場合は「リンクを挿入」をクリックします。ライブラリのアイテムを削除する場合は「削除」をクリックします。
2番目の「チケット」タブには、現在表示中のチケットに添付されているすべてのファイルが表示されます。
チケットの添付ファイルをライブラリまたは同じチケットの別の場所に追加するには
- このチケット内の添付ファイルを現在のコメントに追加するには、まず添付ファイルをクリックしてハイライトします。次に、画像を追加する場合は「画像を挿入」を、「添付ファイルへのリンクを追加する場合は「リンクを挿入」をクリックします。
- 添付ファイルをライブラリに追加する場合は、「ライブラリに追加」をクリックします。
三番目のタブ「外部」では、外部のWebページからライブラリに添付ファイルを追加できます。
外部ファイルをライブラリに追加するには
- 外部のWebページにある画像を添付ファイルとしてライブラリに追加するには、その画像の完全なURLを「外部ファイルURL」フィールドに入力します。URLにはセキュアプロトコル「https://」が含まれている必要があります。
- 添付ファイルの名前を入力します。
- アイテムが画像の場合は、「ファイルタイプ」を「画像」に切り替えます。
- 「ライブラリに追加」をクリックします。