EnterpriseおよびEliteのZendesk Sellで利用できるリードと取引スコアリングは、最も重要なビジネスチャンスに集中するのに役立ちます。たとえば、スコアリングモデルを使って、リードが良いか悪いかを判断できます。
リードや取引をスコアリングするには、重要でデリケートなデータポイントに数値を割り当てます。たとえば、リードのソースまたはステータスは、リードが適格なリードになる可能性を予測するうえで優れた指標となります。これらの変数を数式に結合し、スコアを生成してから追跡することができます。
リードと取引のスコアリングを設定する
スコアリングの数式は、管理者ユーザーが定義できます。
リードと取引のスコアリングを定義するには
- 「設定」アイコン()をクリックし、「ビジネスルール > スコアリング」を選択します。
- リードと取引のスコアリングのタブが別々に用意されています。どのタイプのスコアを定義するかを選択します。
- 「追加の変数」をクリックして作成したいスコアリングの数式の変数を追加します。
- 新しい変数のシンボル(A、B、Cなど)を選択します。
- 変数に使用するフィールドを選択します。既定のフィールドが用意されていますが、リードと取引に対してカスタムフィールドを作成して使用することもできます。
- 変数を定義したら、得点数の計算式を入力し、「保存」をクリックする必要があります。
スコアリングの数式のしくみを理解するために、以下に例を示します。ここで注意しなければならないのは、これは高度なテーマであることです。ここでは非常にシンプルな数式を使用して、これがどのように動作するかを示しています。リードスコアリングをまだ理解していない場合は、このSell機能を最大限に活用するためにリサーチを行うことをお勧めします。
式は、値を代入する変数から構成されます。変数としてどのような値を選ぶかは、成果の予測につながる貴重なリードの特徴(コンバージョンや成約取引)と考えられるものによって決まります。
この例では、業種とリードソースが、強いリードの価値ある指標であると考えています。したがって、各変数を作成し、各変数のオプションに値を代入します。
業種カスタムフィールドを変数として追加し、各業種に1〜10の値を割り当てました。
取引ソースの2番目の変数を作成し、定義済みのソースタイプに値を追加します。
両方の変数が定義され、保存されたら、数式を入力できるようになります。
この非常にシンプルな式により、業種の価値が取引ソースの価値に付加されます。したがって、高い値を割り当てた業種のリードで、成功の良い予測値とみなされる取引ソースから来ており高い価値を持っている場合、リードのスコアは高くなります。
スコアリングの数式を定義しておけば、スコアリングモデルに対する各リードの評価を見ることができます。カラースケールを選択することで指定できます。赤から緑、または寒色から暖色のいづれかを選択できます。
リードスコアは、リードステータスのすぐ下のリードカードに表示されます。
スコアの数値の色は、選択した色のスケールに関連し、スコアは定義した値に基づいています。スコアの数値は、作業リストやスマートリストにフィルターとして追加することもできます。
この例では、スコアフィルターがスマートリストに追加され、スコアの範囲は10〜30に設定されています。スコアの範囲は、ウォームリードからホットリードまでです。