「スマートリストの作成と使用」で述べているように、リード、取引先責任者、取引のビューおよびリストに加えた変更を保存できます。セールスパイプラインの監視に役立つスマートリストには、作業センターから簡単にアクセスできます(「作業センターを使用したスマートリストの表示と管理」を参照)。
セールスパイプラインを監視するもう1つの側面は、コミュニケーションチャネルの効果を理解することです。これは、コミュニケーションフィールドをスマートリストのフィルターとして追加することで実行できます。あるいは、この目的に特化したスマートリストを作成することもできます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
コミュニケーションチャネルを設定する
コミュニケーションチャネルには、メール、電話、テキストメッセージングなどがあります。Zendesk Sellを使用してリードや取引先責任者とコミュニケーションを開始すると、それらのチャネルの使用に関連するすべてのデータが保存され、追跡できるようになります。
コミュニケーションチャネルを追跡する
コミュニケーションチャネルは、リード、取引先責任者、取引の各ビューにフィルターとして追加することができます。
リード、取引先責任者、取引のビューにフィルターとして追加できるコミュニケーションフィールドは14個あります。これらのフィルターを作業リストに追加したり、作業リストをスマートリストとして保存したり、これらのチャネルを追跡するためだけに新しいスマートリストを作成したりすることができます。
追加できるコミュニケーションフィールドには、以下のものがあります。
全般
- 前回のコミュニケーションからの日数
- 取引先からの応答を待機していた日数
- 私からの応答を待機していた日数
受信
- 前回の着信コール
- 前回の受信メール
- 前回の受信テキスト
送信
- 前回の発信コール
- 前回の送信メール
- 前回の送信テキスト
- リード/取引先責任者からの応答がないコール
- リード/取引先責任者からの応答がないメール
- リード/取引先からの応答がないテキスト
メールの効果
- 前回のメールの閲覧数
- 前回のメールがクリックされた回数
コミュニケーションフィールドをフィルターとして追加するには
- コミュニケーションフィールドを追加する場所(作業リスト、既存のスマートリスト、新しいスマートリストのいずれか)を選択します。
- 「+フィールド」ボタンをクリックします。
- 「コミュニケーション」カテゴリから、追加するコミュニケーションフィールドを選択します。
フィールドはフィルターとして追加されます。必要に応じて、フィールドの設定を行います。たとえば、「前回の着信コール」フィールドを追加する場合、日付の範囲を設定することができます。
コミュニケーションチャネルの使用に関する推奨事項
コミュニケーションフィールドの使用を開始する際は、以下の推奨事項が役に立つかもしれません。
チーム全体のコミュニケーションを追跡する
「前回のコミュニケーションからの日数」フィールドを使用して、「チーム全体のコミュニケーション」オプションを選択します。
新しい見込みにアプローチする
「前回のコミュニケーションからの日数」フィールドを使用して、「まだコミュニケーションなし」オプションを選択します。
フォローアップコミュニケーションの改善
「リード/取引先責任者からの応答がないコール」、「リード/取引先責任者からの応答がないメール」、「リード/取引先からの応答がないテキスト」の各フィールドを使用して、返信のないコミュニケーションの試行を追跡します。
メールキャンペーンの効果を分析する
「前回のメールの閲覧数」と「前回のメールがクリックされた回数」のフィールドを使用します。