「高度な検索」アプリは、フォームを使用してZendesk Supportのチケットに対する複雑な検索クエリを作成するためのツールです。検索結果はテーブル形式で表示するか、CSVファイルとしてエクスポートできます。 このアプリはZendeskマーケットプレイスで入手できます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
インストールと設定
- 管理センターで、サイドバーにあるアプリおよびインテグレーションアイコン()をクリックし、「アプリ」>「Zendesk Supportアプリ」を選択します。
- ページ上部の「マーケットプレイス」をクリックし、マーケットプレイスの検索バーに「高度な検索」と入力します。
- 高度な検索アプリのアイコンをダブルクリックし、「インストール」をクリックします。
- 「インストール」セクションで、「高度な検索」の名前を入力し、必要に応じてグループとロールの制限を有効にします。これらの構成オプションは、インストール後に「管理」>「アプリ」> 「管理」に移動して使用することもできます。
- アプリの詳細ページで、「インストール」をクリックします。
「高度な検索」アプリを使用する
左側のサイドバーの「高度な検索」アイコンをクリックすると、タブに全ページのアプリケーションが開きます。
「between」演算子を使用した日付フィールドの検索も含め、表示されたすべてのフィールドを検索できます。 複数の検索条件を同時に使用でき、「AND」を使用して複数の条件を結合できます。結果に表示する列を選択することもできます。
カスタムフィールドを特定するキーワードを使用して、カスタムユーザーフィールドおよびカスタム組織フィールド内のデータを検索します。値が複数の語句で構成されている場合、正確に一致させるには引用符で囲んでください。
例:custom_field_name:"renewal date"
グループ名および組織名を有効にするには
デフォルトでは、チケットを検索すると、名前ではなく グループIDと組織IDが返されます。 名前の表示を有効にしたい場合は、次の2つの設定を有効にする必要があります。
メモ: アカウントにグループや組織が大量に含まれている場合、検索を実行する前に、開いてから20秒ほど待つことをお勧めします。
カスタムフィールドを検索する
高度な検索のバージョン2.0では、カスタムフィールドはキーワードでのみ検索できます。 たとえば、すべてのカスタムフィールドで「Platinum」という単語を検索するには、検索ボックスに「Platinum」と入力します。
すべてのカスタムフィールドで複数の値を検索するには、各キーワードまたはフレーズの間にスペースを入力します。 この例では、「Standard」と「Diamond」をそれぞれ別のカスタムフィールドで検索します。両方のキーワードを1つのカスタムフィールドに入力した場合にも結果が返されます。
検索結果をCSVにエクスポートする
検索が完了したら、任意の結果をクリックすることができます。「CSVをダウンロード」をクリックして、結果をCSV形式でエクスポートすることもできます。
リリースノート:
バージョン2.5.0 - 2021-07-29
- 改善点
- BasicプランとPlusプランのすべての機能が無料プランでも利用可能
バージョン2.3.3 - 2021-03-10
- 改善点
- タグフィールドに "="と "≠ "の検索条件を追加
- 最大2,000行のユーザーと組織をエクスポート可能
- ソート順のデフォルト値をcreated_atに変更
- IDではなくグループ名と組織名を表示するための2つの設定を追加
- バグの修正
- 列ヘッダーの値が重なる問題を修正
- ダウンロードファイルの「コラボレータ―」フィールドが正しく表示されていなかった問題を修正
- 「#」などの特殊文字を含むカスタムフィールド名が空の結果を返す問題を修正
- null の組織IDが原因で検索に失敗し、アプリが正しく読み込まれない問題を修正
バージョン2.2.0 - 2020-05-28
- 改善点
- 一度に2,000行まで表示およびエクスポートできる機能を追加
- 結果をエクスポートする際に、.CSVファイルの先頭にクエリパラメータを追加
- バグの修正
- Safariブラウザで、データ要素が間違った列の下に表示されることがあった