EnterpriseプランとEliteプランでは、製品カタログを使用して、取引で使用する商品を定義し、パイプラインの別の管理レイヤーを提供できます。
弊社ではこれらの商品を「製品」と呼んでいますが、製品カタログはお客様の会社が提供するサービスのリストとしてもご利用いただけます。
カタログで製品を追加および編集するには、管理者権限が必要です。 管理者以外のユーザーは、カタログの閲覧のみ可能です。
この記事では、次のトピックについて説明します。
カタログに製品を追加する
カタログが有効になっていない場合は、まずカタログを有効にしてから、製品を追加します。
カタログを有効にして製品を追加するには
- 設定アイコン()をクリックし、「カスタマイズ」>「製品」を選択します。
- (製品カタログをまだ有効にしていない場合)「有効にする」をクリックします。
- 「最初の製品を追加」をクリックします。すでに追加した製品がある場合、「カタログを表示」をクリックします。
- 上部のツールバーで「追加」をクリックし、製品を追加します。
- 以下のフィールドに入力します。
- 名前(必須フィールド):製品の名前
- SKU:在庫番号または在庫コード。製品のカタログ検索には、名前とSKUの両方を使用できます。
- アクティブ:アクティブな製品は取引に追加できます。非アクティブな製品はカタログにリストされますが、新規取引に使用ですることはできません(再びアクティブ化されるまで)。新しい製品はデフォルトでアクティブに設定されています。
- 説明:製品に関する短い説明。
- 単価:品目1個あたりの価格。 これは、値引、マークアップおよび販売価格の値を計算するための基準となります。 1つ以上の通貨を選択できます。 単価の隣にある「+」をクリックすると、製品に複数の通貨を追加できます(「通貨を使用する」を参照)。
- 最大値引:チームが製品に対して提供できる値引率の上限(最大100%)。
- 最大マークアップ:チームが製品の単価に上乗せできるマークアップの最大値。 これにより、特定の取引における製品の価値を高めることができます。 マークアップの最大値に上限はありません。
- 価格の変動:単価、最大値引、および最大マークアップの設定に基づいて、単一のアイテムで利用可能な製品価格の範囲を示します。(注:単価がゼロの製品の場合、価格の変動は表示されません)。
- 単位原価 (管理者専用フィールド):製品の品目1個あたりの製造価格または購入価格を記録できます。 通貨を複数指定した場合、すべての通貨が表示されます。このフィールドは、上記の計算には含まれません。
- 「保存」をクリックします。製品が作成され、製品カタログに掲載されました。 製品は複数追加することができます。
- ページの右上隅にある「x」をクリックして、「設定」ページに戻ります。
複数の通貨を使用する
製品に使用する通貨として任意の基本通貨を選択できます。
「単価」フィールドの横にある「+」ボタンを使用して、個々の製品の価格をSellで使用可能な任意の通貨で追加できます。
複数の通貨で価格が設定されている製品は、価格の横に地球のアイコンが付いた状態でカタログに表示されます。
Sellの通貨について詳しくは、「Sell EnterpriseおよびEliteプランでの通貨の扱い」を参照してください。
取引に製品を追加する
各取引について、画面の右側の列に製品が表示されます。取引の通貨に換算された取引内の製品の合計金額、および製品価格に適用された値引を表示できます。クリックすると、その金額が取引の値として設定されます。
取引通貨以外の通貨での製品金額は、取引の通貨で同等の金額に換算され、(合計)製品金額として表示されます。(合計)製品金額は、現在の為替レートに基づいて毎日更新されます(「通貨を使用する」を参照)。
つまり、取引の通貨がユーロで、製品の価格をドルで設定した場合、製品の価格はドルのままですが、(合計)製品金額はユーロに変わります。
取引の上位5製品のみが表示されます。 さらに製品がある場合、その他アイコン(...)が表示されます
合計製品金額は、指定された値引が適用された後の、取引のすべての製品の金額です。「製品」フィールドの「+」をクリックして、取引内の製品を表示および定義します。 「この取引内の製品」ウィンドウが開きます。
このウィンドウから、取引に追加されている製品、数量、およびこの取引の価格に適用される値引またはマークアップを管理できます。値引またはマークアップは、カタログで指定された最大金額を超えることはできず、これらの金額の範囲内に収まるように自動的に更新されます。
「販売価格」フィールドを編集して、値引またはマークアップを指定します。 この金額は、製品カタログに表示される「価格設定範囲」を超えることはできません。
または、右下の「値引」フィールドを編集して、特定の取引に個別の値引を指定します。 この値引には制限はありません。
このビューから、「合計製品金額」と一致するように取引金額を設定することもできます。取引に製品を追加すると、その製品が追加された時点でカタログに表示されていた価格やその他の詳細情報が保持されます。その後カタログの製品リストに変更が加えられても、既存の取引には反映されません。
セールスパイプラインから取引を追加する際に、取引に製品を追加できます。 「セールスパイプライン」ビューでは、製品別に取引をフィルタリングすることもできます。
製品カタログを無効にすると、取引に使用する製品を選択できなくなります。カタログの内容は、後で再度有効にする場合に備えて、アカウントごとに保持されます。