Zendesk提供のSSLのDNSエラー

問題の内容

ヘルプセンターを顧客が引き続き利用できるようにするには、ホストマッピング設定に関するZendeskからの事前通知に対応する必要があります。

解決のステップ

1.ホストマッピングされたヘルプセンターが現在アクセス可能かどうかを確認するには、ブランドのヘルプセンターのURL（support.yourcompany.com）にアクセスしてください。

このページが現在利用可能な場合は、これらの変更を行うのに少し時間があります。ただし、証明書の更新時（通常は30日以内）にこの誤設定が解消されない場合、Zendeskはサブドメインまたはブランドのセキュリティと操作性を確保するために、無効なホストマッピングを削除します。つまり、URL（yoursubdomain.zendesk.com）にアクセスしないとZendeskアカウントが利用できなくなります。
このページが現在利用できない場合、ブランドURLでヘルプセンターが現在顧客に利用できない状態であることを意味します。アクセシビリティを維持するために、できるだけ早く解決することをお勧めします。エラーの解決にどれくらいの時間がかかるか不明な場合は、Zendeskアカウントのホストマッピング設定で現在設定されている値をクリアすることで、一時的にホストマッピングを無効化できます。この設定の詳細については、こちらの記事を参照してください。「ホストマッピング - ヘルプセンターのURLの変更」

2.以下のツールを使用して、適切なCNAME DNSレコードが設定されていること、必要に応じてCAAレコードが設定されていること、およびレコードが全世界に伝播されていることを確認してください。これらはサードパーティ製ツールであることにご留意ください。この情報を収集するために、お好みの他のツールを自由に使用していただいて構いません。

ホストマッピングされたドメインにsubdomain.zendesk.comを指すCNAMEが存在するかどうかを確認してください
- すべてのユーザー：MxToolboxは、メールおよびドメイン検索ツールを提供するウェブサイトです。ウェブインターフェイスを使用する場合は、同社のCNAMEルックアップツールにアクセスしてください。このツールの一般的な結果は次のようになります。
- Macユーザーの場合：ターミナルアプリケーションを開き、digの後にブランドURLを入力します。結果は次のようになります。
- Windowsユーザーの場合：コマンドプロンプトアプリケーションを開き、nslookupの後にブランドURLを入力します。結果は次のようになります。
CNAMEが世界中に伝播されているかどうかを確認します。
- すべてのユーザー：DNSチェッカーは、世界中の多数のサーバ上のさまざまなタイプのDNSレコードをチェックするサイトです。DNSチェッカーにアクセスし、「example.com」フィールドにブランドURLを入力します。次に、その隣のドロップダウンから「CNAME」を選択し、「検索」をクリックします。yoursubdomain.zendesk.comを使用したさまざまなテストの結果、すべてまたはほぼすべての項目で緑色のチェックマークが表示されるはずです。
CAAレコードが必要な場合は、DNS Spyにアクセスし、検索バーの「Validate your CAA records（CAAレコードを検証）」欄にブランドURLを入力して「Validate CAA（CAAを検証）」をクリックし、CAAレコードが設定されていることを確認してください。
- 返されたメッセージが「Sorry we could not detect any CAA records（CAAレコードを検出できませんでした）」の場合は、これ以上の対応は必要ありません。
- 結果が見つかった場合は、letsencrypt.orgが、CAAレコードissue letsencrypt.orgによって証明書を発行できる認証局の1つであることを確認します。CAAレコードのプロパティissuewildとvalidationmethodsパラメータはZendeskではサポートされていないため、含めるべきではありません。このドメインが結果に表示されない場合は、ドメイン管理者またはIT担当者に連絡して、letsencrypt.orgのCAAレコードを追加してもらう必要があります。

上記の手順を実行しても疑問が残る場合は、受け取った事前通知に返信してサポートチームまでご連絡ください。その際、実施したテストの結果についてもお知らせください。

メモ：Zendesk以外の外部ツールに問題がある場合は、ドメイン管理者にお問い合わせください。