テンプレートとは、複数の生成AIプロシージャや対話からリンクできる、一元管理された回答です。以下のような用途に利用できます。
- ユーザー認証やデータ収集など、再利用可能なパターンを構築する
- 本番環境で稼働中のダイアログを複製し、バックアップを作成したり、下書きとして編集したり、後で再利用できるように保存したりする
- 柔軟な生成AIプロシージャの途中に、スクリプト化された会話フローを挿入する
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AIエージェントのテンプレートについて
AIエージェントのワークスペースには、標準テンプレートと埋め込みテンプレートの2種類のテンプレートがあります。
どちらのテンプレートも、メッセージングAIエージェントでのみ使用できます。
標準テンプレートについて
標準テンプレートは、生成AIプロシージャまたは対話に追加できます。
標準テンプレートは、次の目的に使用できます。
- ユーザー認証やデータ収集など、再利用可能なパターンを構築する
- 本番環境で稼働中の対話を複製して、バックアップを作成したり、下書きとして編集したり、後で再利用できるように保存したりする
標準テンプレートは、AIエージェントのメッセージで終了する必要があります。
埋め込みテンプレートについて
埋め込みテンプレートを追加できるのは、生成AIプロシージャにのみです。
埋め込みテンプレートを使用すると、通常は柔軟に動作する生成AIプロシージャの中に、スクリプト化された会話フローを組み込むことができます。プロシージャは一時的に埋め込みテンプレートへ制御を渡し、テンプレートは定義されたとおりのフローを実行します。その後、制御はプロシージャに戻り、テンプレートのフロー内でカスタマーが選択または入力した情報を使用して、中断した箇所から処理を再開します。
埋め込みテンプレートは、AIによって非決定的に生成するのではなく、正確かつ予測可能な動作が求められる会話の場面に適しています。次に例を示します。
- 文言を厳密に指定するメッセージ:処理を続行する前に、所定の文言による法的免責事項と確認ボタンを表示します。
- リッチUI要素:生成されたプレーンテキストの代わりに、ボタン、カルーセル、フォームなどを表示します。
- 構造化データの収集:フォームを使用して、配送先住所や注文番号などの特定のフィールドを収集します。
- 固定されたボタンフロー:文言や選択肢が変化しない、固定された一連のオプションを提示します。
- 動的な選択肢:カスタマーの最近の注文をカルーセルで表示し、その中から1件を選択できるようにします。
埋め込みテンプレートを完了できない場合や、会話が中断された場合は、AIエージェントが制御を再開し、カスタマーを操作不能な状態にしたままにすることなく、会話を通じて状況に対応します。
埋め込みテンプレートには、以下の制限があります。
- 他の対話やプロシージャにリンクすることはできません。これにより、会話フローが埋め込みテンプレート内に限定され、リンクが際限なく連鎖するのを防ぎます。
- エスカレーションステップを含めることはできません。テンプレートは、会話を別の場所へエスカレーションするのではなく、埋め込み元のプロシージャに制御を戻す必要があります。
埋め込みテンプレートは、以下のいずれかの対話ブロックで終了できます。
- AIエージェントのメッセージ(ボタンまたはフォームを含む)
- カスタマーのメッセージ
- カルーセル
埋め込みテンプレートの例:確認付きの法的免責事項
- 生成AIプロシージャがカスタマーに挨拶し、最初に必要な情報を収集します。
- 会話フローが「テンプレートを実行」ブロックに到達すると、指定したとおりの法的免責事項と「同意する」ボタンが表示されます。
- カスタマーがボタンをクリックします。
- 制御がプロシージャに戻り、同意したことが記録されて、次のステップに進みます。
埋め込みテンプレートの例:注文カルーセル
- 生成AIプロシージャが、アクションまたはインテグレーションを使用して、カスタマーの最近の注文を取得します。
- 会話フローが「テンプレートを実行」ブロックに到達すると、それらの注文がカルーセルで表示されます。
- カスタマーが注文を選択します。
- 選択された注文の情報とともに制御がプロシージャに戻り、AIエージェントが、たとえば返品の処理や注文状況の確認を続行します。
テンプレートを作成する
ゼロから新しいテンプレートを作成することも、既存の返信を新しいテンプレートにコピーすることもできます。また、複数の言語でテンプレートを作成することもできます。
AIエージェントが稼働中であっても、テンプレートを作成することができます。テンプレートをダイアログや生成AIプロシージャに追加するまでは、カスタマーにはそのテンプレートが表示されません。
テンプレートを作成するには
- AIエージェントワークスペースで、操作するAIエージェントを選択します。
- サイドバーの「
コンテンツ」をクリックし、「テンプレート」を選択します。 - 既存のテンプレートの有無に応じて、「最初のテンプレートを作成」または「テンプレートを追加」をクリックします。
「テンプレートを追加」ダイアログが開きます。

- 「名前」に、テンプレートの内容を示すテンプレート名を入力します。
- 「タイプ」で、以下のいずれかのオプションを選択します。
- 標準テンプレート:テンプレートが終了すると、現在の生成AIプロシージャまたは対話も終了します。
- 埋め込みテンプレート:テンプレートは、生成AIプロシージャ内のインラインステップとして実行されます。テンプレートが終了すると、制御がプロシージャ内の次のステップに移ります。
- (オプション)「説明」に、他の管理者がこのテンプレートの動作を理解するのに役立つ説明を入力します。
- 「保存」をクリックします。
新しいテンプレートがテンプレートの一覧に追加されます。
テンプレートにコンテンツを追加する
テンプレートを作成したら、対話ビルダーでコンテンツを追加する必要があります。メッセージ、ボタン、カルーセル、フォームを使用して、必要に応じてスクリプト化されたフローを構築できます。
テンプレートにコンテンツを追加するには
- AIエージェントワークスペースで、操作するAIエージェントを選択します。
- サイドバーの「
コンテンツ」をクリックし、「テンプレート」を選択します。 - 「返信」の列で、「返信」ドロップダウンをクリックし、言語を選択します

「テンプレート対話の作成を確定」ダイアログが開きます。

- 「次へ」をクリックします。
対話ビルダーが開きます。
- テンプレートの対話にコンテンツを追加します。
詳しくは「AIエージェントのスクリプト化された会話フローを定義するための対話の作成」を参照してください。
メモ:「リンク先」ブロックと「エスカレーション」ブロックは、埋め込みテンプレートでは使用できません。
テンプレートを会話フローで使用するには、作成後に対話または生成AIプロシージャに追加する必要があります。
対話に標準テンプレートを追加する
生成AIプロシージャに標準テンプレートまたは埋め込みテンプレートを追加する
生成AIプロシージャには、標準テンプレートまたは埋め込みテンプレートを追加できます。
どちらのテンプレートを追加する場合も手順は同じですが、プロシージャマップに追加されるブロックは異なります。標準テンプレートは「リンク先」ブロックとして追加され、埋め込みテンプレートは「テンプレートを実行」ブロックとして追加されます。したがって、標準テンプレートから元のプロシージャに会話の制御が戻ることはありませんが、埋め込みテンプレートからは元のプロシージャに制御が戻ります。
生成AIプロシージャに標準テンプレートまたは埋め込みテンプレートを追加するには
- 新しいプロシージャを作成するか、テンプレートを追加するプロシージャを開きます。
- 左下のフリーテキストフィールドに、プロシージャ内の適切な箇所で指定したテンプレートにリンクするようAIエージェントに指示する変更内容を、自然言語で入力します。
スラッシュ(/)を入力するか、プラス(+)アイコンをクリックして「ユースケースとテンプレート」を選択し、リンクするテンプレートを選択します。

- 「プロシージャを更新」をクリックします。
- 編集内容をカスタマーに公開するには、「プロシージャを公開」をクリックします。
