このガイドは、Zendeskがサポートするプラットフォームの履歴データをお持ちでないお客様を対象としています。ここでは、.tsvファイルを使用して手動でメッセージをダッシュボードにインポートする方法について説明します。
履歴データをインポートすることで、AIエージェントはカスタマーの行動を迅速に把握することができます。履歴データの重要性については、こちらを参照してください。
これは、チケットとチャットの自動化についても同様です。
ステップ1:インポートテンプレートをダウンロードする
この記事の最後に、ダウンロードするデータインポートテンプレートファイル(例を含む)があります。
このファイルは、タブで区切られ、次のパラメータで構成されています。
- conversationId:フォーマットは任意です。同じ会話内のメッセージには、同じconversationIdが必要です。これにより、異なるメッセージが同じ会話として識別されます。
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sendTime:メッセージが送信された時点のタイムスタンプ。ISO 8601規格に従った形式にする必要があります。例:2025-03-22T04:55:51+00:00
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Googleシートでの編集が簡単な方法です。
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sendTimeの列全体を選択します。
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形式 > 番号 > 形式の詳細 > カスタム番号形式に移動します。
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- senderType:「エージェント」と「訪問者」のみ使用できます。これにより、AIエージェントは、どのメッセージが誰から送信されたかを把握することができます。
- テキスト:送信された実際のメッセージです。
- agentId文字列:特定のカスタマーサポートエージェントのIDです。エージェントの統計情報に使用します(オプション)。
ステップ2:データを準備する
データをテンプレートに追加します。必ず上記で指定した形式に従ってください。
完了したら、.tsvファイルとして保存します。
ステップ3:インポート
- 会話ログに移動します。
- メイン画面の右下にある3つのドットをクリックし、「TSVをインポート」を選択します。
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ステップ2で準備したファイルを選択します。
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ベンチマークモデルで、次のいずれかを選択します。
これで完成です。インポートされたデータは会話ログで確認できます。
テンプレートファイル