Zendeskによる認証が有効になっている場合、Zendesk Supportへのアクセスを特定のIPアドレス範囲内のユーザーに制限することができます。つまり、この範囲にあるIPアドレスから接続しているユーザーだけがSupportにサインインできます。たとえば、会社のユーザーにアクセスを制限するには、会社のIPアドレスを指定します。
IPアドレス範囲を指定します。各アドレス範囲はスペースで区切ります。範囲の指定方法は2つあります。ひとつは、アスタリスク(*)ワイルドカードを使用する方法です。IPアドレスは、ピリオドで区切られた4つの数値の並びからなります。たとえば、192.168.0.1のようになります。数値の並びの代わりとして、1個のアスタリスク文字(*)を4つの並びのどこにでも指定することもできます。Zendeskは、*に代入される任意の数値を受け入れます。たとえば、「192.*.*.* 」と指定すると、192で始まるすべてのIPアドレスからのアクセスが許可されます。
2番目の方法は、IPサブネットマスク構文を使用してIP範囲を指定する方法です。たとえば、192.168.1.0/25と入力すると、192.168.1.0 ~ 192.168.1.127の範囲のすべてのIPアドレスが指定されます。
CIDR(Classless Inter-Domain Routing)値が0であるIP範囲を指定することはできません。たとえば、10.0.0.0/0を指定した場合、/0は無効となります。
- 管理センターで、サイドバーの「 アカウント」をクリックし、「セキュリティ」>「詳細」を選択します。
- 「IP制限」タブで「IP制限を有効にする」を選択し、「許可するIPアドレス範囲」に、アクセスを許可するIPアドレス範囲を入力します。メモ:IPベースのアクセス制限を有効にすると、サードパーティシステムとのインテグレーションが切断する可能性があります。Zendesk APIを通じてアカウントにアクセスしなければならない外部IPがある場合は、それらをすべて含めるようにしてください。
- (オプション)「顧客がIP制限を回避できるようにする」チェックボックスを選択します。
このオプションは、カスタマーのアドレスが許可されたIPアドレスの範囲内にない場合でも、カスタマーがIPアドレスに関係なくヘルプセンターにアクセスできるようにします。
エージェントと管理者はIPアドレス制限をバイパスすることはできません。
- 「保存」をクリックします。