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すべてのSellプランで利用可能

すべてのプランで、Sellのフルアクセスレベルまたは限定的アクセスレベルのどちらかを選択できます。

ProfessionalおよびEnterpriseでは、ユーザー階層を作成する場合に、より細やかにアクセス権限を指定するか、またはカスタムロールを作成して複数のユーザーに一律に適用できる権限を定義することができます。

ユーザーを管理するには管理者権限が必要です。ユーザーを設定するには、「ユーザーの作成」および「ユーザー権限の編集」を参照してください。

この記事では、次のトピックについて説明します。
  • Sellでのデフォルトのアクセスレベル
  • 管理者権限を許可する
  • 権限に基づいてデータを表示する
  • ユーザー権限に基づいてアクションを実行する
  • ユーザー権限に基づいてレポートをフィルタリングする

Sellでのデフォルトのアクセスレベル

セルのデフォルトのアクセスレベルは、ご契約いただいているプランによって異なります。

デフォルトのアクセスレベル(TeamおよびGrowth)

TeamおよびGrowthプランのデフォルトのアクセスレベルは、フルアクセスと限定的アクセスです。

  • フルアクセス:アカウント内のリード、取引先、取引を表示、更新、削除、変換できます。また、目標、タスク、商談予約を管理したり、ドキュメントを共有することもできます。
  • 限定的アクセス:アカウント内で自分が担当しているリード、取引先、取引を表示、更新、削除、変換できます。管理者は、制限付きアクセスレベルのユーザーに対して、取引先や見込みへのアクセス権限を拡張することができます。

デフォルトのアクセスレベル(ProfessionalおよびEnterprise)

ProfessionalプランとEnterpriseプランでは、Sellの詳細な権限を有効にすることもできます。詳細な権限により、ユーザー階層内の複数のユーザーに適用できるカスタムユーザーロールを設定できます。「Sellでロールに詳細な権限を設定する方法」を参照してください。

管理者権限を許可する

すべてのSellユーザーは、フルアクセスまたは限定的アクセスの権限を持つかどうかにかかわらず、管理者権限を持つことができます。管理者は、すべてのユーザーデータにアクセスできるわけではありません。管理者の権限はアカウントの管理に関連するもので、次の領域をカバーします(「設定」にリストされています)。
  • アカウント情報:アカウント名、タイムゾーン、アカウントの通貨、アカウントの解約
  • サブスクリプション:アカウントサブスクリプションプランのアップグレードとダウングレード
  • リード、取引先、取引:カスタムフィールドの追加、編集、削除
  • Sellの目標:解決期間
  • タスク自動化ルール
  • インテグレーション
  • 音声:コールスクリプトと請求
  • クライアントスペースのセットアップ
  • リードキャプチャフォームのセットアップと公開
  • データのエクスポート(デフォルトでは管理者機能ですが、すべてのユーザーに付与できます)
現在の管理者のみが他のSellユーザーに管理権限を付与できます。管理者のデータ操作の特権は、アクセスレベルによって定義されます。

権限に基づいてデータを表示する

リード、取引先、取引の3つのレコードカテゴリは、組織で設定されたユーザー権限に準じます。リード、取引先、または取引に関連する他のタイプのデータも、関連するオブジェクトの権限を継承します。関連するデータタイプとして以下のものがあります。
  • メモ
  • ドキュメント
  • タスク
  • 商談予約
  • コールログおよびサマリ
  • 訪問サマリ

たとえば、ある取引先にアクセスできるユーザーは、その取引先のコールログや、やりとりに関するメモも表示できます。

ユーザー権限に基づいてアクションを実行する

ユーザーは、権限に応じて、データに対して次のアクションを実行できます。
  • 表示:閲覧のみのアクセス権です(最も制限の厳しいアクセス権限タイプ。レコードにコメントしたり修正したりすることは一切できません)。
  • 追加:新しいリード、取引先、または取引をSellに入力できます。
  • 更新:以下のような様々なアクションを実行できます。
    • フィールドの編集
    • 取引のステージ間の移動、リードのステータスへの移動
    • メモの追加、ログアクティビティの追加、商談予約の設定
    • コミュニケーション(メール、電話、テキストメッセージなどを使用)
    • ドキュメントおよび製品の追加と削除
  • オーナーシップの再割り当て:たとえば、あるオーナーから別のオーナーへ、取引を移動できます。この権限では、リードを取引先に変換することもできます。
  • 削除:削除する権限があります。削除する権限を許可する場合は、注意が必要です。たとえば、いったん削除した取引は元に戻せません。

ユーザーには、自分の権限に基づくオプションのみが表示されます。たとえば、リードの追加を許可されていないユーザーには、リードの「追加」ボタンおよびインポートオプションは表示されません。

適切なアクセス権限を持っていないレコードに対してユーザーが一括アクションを実行しようとすると、無効なレコードに対するアクションとしてブロックされます。たとえば、ユーザーはマネージャーが表示できるリードはすべて表示できますが、再割り当てできるのは自分のリードと部下のリードのみです。20件のリードの再割り当てを試行し、そのうち10件がユーザー自身とその部下に属している場合、その10件のみが有効なリードとして再割り当てされます。

デフォルトでは、ユーザーは自分自身および任意の部下のリードと取引先とコミュニケーションを取ることができます。ユーザーが自分自身と部下以外のリードや取引先に対して以下のアクションを実行するには、それらのリードや取引先を更新するための権限セットが必要です。

  • メールを作成して送信する
  • メールに返信する
  • 電話をかける
  • テキストメッセージを作成して送信する
  • テキストメッセージに返信する

ユーザー権限に基づいてレポートをフィルタリングする

レポートは、アクセス権限の設定やアクセスレベルに関係なく、アカウントのすべてのユーザーが使用できます。アカウント内のユーザーがレポートに表示できるのは、アクセス権のあるデータのみです。たとえば、自分の取引以外の表示権限を持たないユーザーの場合、総売上レポートに表示されるのはそのユーザーの取引金額のみです。

ProfessionalプランとEnterpriseプランでは、アカウント内の各レポートを、アクセス権のあるグループとチームに従ってフィルタリングできます。

チームフィルター、グループフィルター、タグフィルターを組み合わせることで、細かくセグメント化された詳細なレポートを作成することができます。

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