重要：Zendeskは、Amazon EventBridge向けイベントコネクタの提供を終了いたします。2024年8月12日以降、Zendeskのイベントコネクタで新しいイベントを設定することはできなくなります。既存のイベント接続は2025年12月1日まで機能します。詳細については、「Amazon EventBridge向けイベントコネクタの提供終了のお知らせ」および「Webhookを使用したAmazon EventBridgeとの統合」を参照してください。
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Amazon EventBridgeは、Zendeskからストリーミングされるイベントデータを消費するイベントバスサービスです。Amazon EventBridgeで受信したイベントは、AWS Lambda、Amazon SNS、Amazon SQS、Amazon KinesisのストリームなどのAWSサービスにリダイレクトすることができます。これにより、サブスクライブしてZendeskのイベントに反応できるイベント駆動型アプリを構築することができます。

このアーキテクチャにより、APIベースのインテグレーションやAPI管理に伴う依存関係やオーバーヘッドが削減されます。ZendeskイベントコネクタでAmazon EventBridgeへ接続することで、Zendeskのイベントデータをストリーム配信することができます。

イベントコネクタとAmazon EventBridgeの接続を設定するには、AWSのアカウントが必要です。その後、Zendesk管理センターでZendeskのイベントソースを設定し、Amazon EventBridgeでZendeskのイベントソースに新しいイベントバスを関連付けます。

この記事では、次のトピックについて説明します。
  • Zendeskのイベントソースを設定する
  • Zendeskのイベントソースをイベントバスに関連付ける
  • イベント接続を削除する
関連情報：
  • Amazon EventBridge用のイベントスキーマ
  • ZendeskチケットイベントのSNS通知の発行
  • Amazon EventBridgeのドキュメント
  • Amazon EventBridgeで高度なルールを使用してカスタムコードを削減する方法

Zendeskのイベントソースを設定する

このプロセスでは、Amazon EventBridgeと管理センターでいくつかのタスクを実行する必要があります。

Zendeskイベントソースを設定するには

  1. Amazon EventBridgeで、「Events」>「Partner event sources」に移動し、Zendeskのパートナーリストで「Set up」をクリックすると、「Set up event source」ページが表示されます。
  2. ステップ1：AWSアカウント情報をコピーし、「Copy」をクリックしてAWSアカウント番号をクリップボードにコピーします。
  3. 管理センターで、サイドバーの「 アプリおよびインテグレーション」をクリックし、「インテグレーション」>「インテグレーション」を選択します。
  4. Amazon EventBridge用のイベントコネクタで「接続」をクリックすると、Zendeskのイベントソースを設定するページが開きます。

  5. 手順2でコピーしたAWSアカウントIDを「アマゾンウェブサービスのアカウントID」フィールドに貼り付けます。
  6. 「アマゾンウェブサービスのリージョン」ドロップダウンフィールドで、イベントを受信するAWSリージョンを選択します。
  7. 「イベントタイプ」で、Amazon EventBridgeに送信するイベントタイプを選択します。

    メモ：現在はZendesk SupportとChatタイプのイベントのみ利用可能ですが、今後さらにイベントタイプを追加していく予定です。利用可能なイベントについては、「Events for Amazon EventBridge（Amazon EventBridgeのイベント）」を参照してください。

  8. 「接続」をクリックします。イベントソース名がAmazon EventBridgeに表示されるまでに数分かかることがあります。

Zendeskのイベントソースをイベントバスに関連付ける

Amazon EventBridgeへのイベント接続を確立するには、ZendeskのイベントソースをAmazon EventBridgeのイベントバスに関連付ける必要があります。作成したZendeskのイベントソースは、「Amazon EventBridge」>「Partner events sources」に表示されるので、イベントソース名を選択して、イベントバスに関連付けることができます。

イベントソースをイベントバスに関連付けるには

  1. AWSのマネジメントコンソールに、管理者権限を持つIAMユーザーとしてサインインします。
  2. Amazon EventBridge>「Events」>「Partner event sources」で、パートナーイベントソース名を選択し、ページ右上の「Associate with event bus」をクリックします。

  3. 権限の設定はそのままにして、「Associate」をクリックします。このプロセスが完了するまでに1～2分かかることがあります。

接続が確立されると、ZendeskのイベントがZendeskからAmazon EventBridgeにストリーミングされ始めます。Amazon EventBridgeでルールとターゲットを設定して、どのZendeskイベントをAWSサービスにリダイレクトするかを決めることができます。Zendeskイベントのルールとターゲットの作成については、チュートリアル「ZendeskチケットイベントのSNS通知を発行する方法」を参照してください。

イベント接続を削除する

イベント接続を削除する場合、イベントバスを削除する前に、まずAWS EventBridgeでイベントバスに関連付けられたイベントルールを削除する必要があります。これを先に行わないと、イベントバスを削除することはできません。

イベント接続を切断するには
  1. 管理センターで、サイドバーの「 アプリおよびインテグレーション」をクリックし、「インテグレーション」>「インテグレーション」を選択します。
  2. アマゾンウェブサービスで、「Configure」をクリックします。
  3. イベントソースを切断するには、Zendeskコネクタのインターフェイスで「切断」をクリックします。

  4. イベントソースの切断を確定します。イベントソースの切断を確定する通知が表示され、イベントのストリーミングが直ちに停止します。イベントソースの切断がAmazon EventBridgeに反映されるまでには、最大20秒かかることがあります。
  5. Amazon EventBridgeで、イベントバスに関連付けられているルールを削除します。詳細については、「EventBridgeルールを削除または無効にする方法」を参照してください。
  6. AWSイベントコンソールでイベントバスを削除します。詳細については、Amazon EventBridgeのドキュメントを参照してください。
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