電話番号のマスキングとは、カスタマーに電話をかける際に、ブラウザの発信オプションで標準のコールを使用するたびに、マスキングされた番号に電話番号が置き換えられることを意味します。コールの受信者には、マスキングされた電話番号が発信者IDとして表示されます。あなたからのコールにカスタマーが応答すると、会話は通常通りSellで録音されます。
コールの電話番号はマスキングできますが、テキストメッセージの電話番号はできません。Sellから送信されたテキストには、マスキングされた電話番号ではなく、ユーザーのSell音声の電話番号が表示されます。
メモ:マスキングの使用には注意が必要です。電話番号をマスクし、カスタマーがそのマスクされた電話番号で折り返し電話をしようとすると、コールはSellの外で行われるため、Sellアカウントでは記録も追跡も行われません。
同じ電話番号を他のエージェントと共有することはできないため、個別に割り当てられた電話番号を使用します。
Sellで電話番号をマスクするには
- カスタマーサポートに連絡して、電話番号のマスキングをリクエストします。
- マスキングの設定でサポートチームが必要とする以下の情報を提供してください(このためには、電話がつながっている必要があります)。
- サポートチームがあなたに連絡をとる際に使用できる連絡用の電話番号。これは、マスキングする番号とは別の電話番号にします。Sell音声の電話番号でもいいですし、サポートチームに使わせたい連絡用の電話番号が他にあればその番号でもかまいません。
- マスキングしてもらいたい電話番号。
- 使用しているタイムゾーン。
メモ:Zendeskカスタマーサポートから電話がかかってくるときには、同時に使用できるデバイスまたは回線が2つ必要です。 - Zendeskカスタマーサポートは、あなたが提供した連絡用の電話番号に電話をかけた後、Twilio(電話サービスプロバイダー)のコンソールからもマスキングする電話番号に電話をかけます。
- 一方のデバイス(D1)でZendeskカスタマーサポートと回線をつなげた状態で、もう一方のデバイス(D2)でマスキング電話番号にかかってきたコールに応答します。
- Zendeskカスタマーサポートが6桁のコードを読み上げます。電話での指示に従い、その6桁のコードをD2のデバイスで入力し、電話番号の確認を行います。
マスキングの電話番号が確認されます。
- Zendeskカスタマーサポートがマスキングの電話番号をアクティブにし、アクティブなったことを確認します。
マスキングの電話番号がアクティブになると、Sell音声アカウントから「ブラウザ経由のコール」を利用して電話をかける際に、あなたの電話番号がマスキングされます。転送電話番号経由のコールのオプションは、この影響を受けません。