カスタムグループを作成する方法
Exploreのカスタムグループを使用すると、チームのパフォーマンスをより柔軟に把握できるようになります。たとえば、内部業務を担当するチームの職務と外部とのやり取りをするチームの職務すべてを対象としてグループを作成し、分析の際に、属性やフィルターとして利用することができます。カスタムグループの詳細については、「グループおよびセットによる値の整理(英語)」を参照してください。
このレシピでは、「サポートグループ1」と「サポートグループ2」という2つのチケットグループを扱います。属性グループを使用して、「サポートグループ1および2」という名前のグループを設定します。このグループには、1と2の両グループのチケットグループメンバーすべてを含めます。
Zendesk Supportのグループからカスタムグループを作成するには
- クエリビルダーで、「計算」メニュー()を開きます。
- 「計算済み属性」の下にある「グループ」オプションを選択します。
- 「計算元」ドロップダウンリストから「チケットのグループ」属性を選択します。「チケットのグループ」属性には、さまざまなZendesk Supportグループがあります。
- 「サポートグループ1」を選択して「+」をクリックします。
- 「サポートグループ2」を選択して右矢印をクリックします。
- グループ名をクリックし、名前を「サポートグループ1および2」に変更します。
- 「属性名」ボックスに属性の名前を入力します。これは、クエリに属性を付加するときに選択する名前になります。「サポートグループ1および2」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
カスタムグループ属性の作成が完了したら、測定基準を「測定基準」に追加し、カスタムグループ属性を属性ロケーションの一つに追加します。(「クエリへの測定基準と属性の追加」を参照)。このレシピでは、「COUNT(Tickets)」を「測定基準」に追加し、カスタムグループ属性「サポートグループ1および2」を「列」に追加します。このケースでは、サポートグループ全体のチケットの合計数に対して、グループ化された属性のチケットが表示されます。
高度な操作機能を追加する方法
このクエリの操作性をさらに高めるには、高度な展開のオプションを追加します。このオプションを追加すれば、基盤となるチケットグループのパフォーマンスをさらに詳しく把握することができます。
ここでは、以下のトピックについて説明します。
展開パスの設定
Exploreでは、展開操作によって、データセットからほかの属性ごとに特定のデータポイントを切り出すことができます。「グラフ設定」>「展開タイプ」の順に選択して設定を適用し、展開対象の属性を指定します。このレシピでは、「展開パス」と呼ばれるオプションの一つを使用します。
パスを展開すると、大まかなレベルから始めて、最もきめの細かいレベルまで情報を掘り下げていくことができます。前の手順で作成したカスタムグループ属性ごとにチケッを表示する場合、チケットグループや担当者を展開パスとして設定すると、別のカスタマーサポートグループチームの担当者の数を確認できます。
分析結果の展開
展開パスの保存が完了すると、データの展開が可能になります。展開の機能を使用するには、いずれかの列か、またはグラフタイプのほかのデータポイントグラフをクリックし、「展開」を選択します。
高度なグループ化のオプションと展開のオプションによりレポーティングを効率化する手法は数多くありますが、この例もその一つです。この機能の使用方法の詳細については、「グループおよびセットによる値の整理(英語)」と「クエリの操作」を参照してください。