Sellでのチーム構造（ユーザー階層）の作成

チーム構造（ユーザー階層）を作成して、さまざまな階層レベルの従業員を含んだ拡張チーム構造を管理できます。

ユーザー階層を作成するには管理者権限が必要です。

ユーザー階層を作成する

ユーザー階層は、組織内のユーザーをツリー状に階層化したものであり、チームとグループに分けられます。ユーザー階層は、社内のユーザーにデータへのアクセス権限を付与する仕組みとして使われます。

ユーザー階層を作成するには

1. 設定アイコン（）をクリックし、「管理」>「ユーザー」を選択します。
2. 「ユーザー階層」をクリックし、「詳細な権限を有効にする」をクリックして、アカウントの基本的なユーザー階層を有効にします。

   

   デフォルトでは、アカウントオーナーは「最上位マネージャー」として階層ツリーの最上位に配置され、他のユーザーは最上位マネージャーへ直接レポートします。チームの構造を構築するために、最上位のマネージャーの上下にユーザーを追加できます。

3. ユーザーをマネージャーとして追加するには、既存のユーザーの左にある「ユーザーの追加」（）をクリックします。
4. 報告を受ける部下としてユーザーを追加するには、既存のユーザーの右にある「ユーザーを追加」（）をクリックします（「Sellでのユーザーの追加」を参照）。

   「マネージャ―」フィールドには、マネージャーが自動的に入力されます。または、「マネージャ―」フィールドに必要なマネージャーを指定します。新規ユーザーがユーザー階層に表示されます。

5. 階層内の既存のユーザーの位置を変更するには、編集するユーザーを選択し、鉛筆アイコンをクリックします。

   ユーザーを検索するには、検索バーにユーザーの名前の一部を入力します。

   「マネージャ―」フィールドでマネージャーを変更し、「保存」をクリックします。新しいマネージャーにレポートするためにユーザーがユーザー階層内を移動します。

   ツリー構造にチームの複数のブランチを作成するには、同じ階層レベルにピアマネージャーを追加し、その配下の従業員を追加します。

6. ユーザーを最上位のマネージャーにするには、ユーザーの編集中に「最上位のマネージャーにする」をクリックします。報告を受ける部下がいないユーザーだけが最上位の管理者になることができます（「ユーザー階層の最上位マネージャ―の作成」を参照）。
7. マネージャーを選択して鉛筆アイコンをクリックし、チームに名前を付けます。

   「チーム名」フィールドを編集して、「保存」をクリックします。作成したチーム名は、ユーザー階層のマネージャー名の下に表示されます。

   このフィールドは、ユーザーにレポート先がある場合にのみ表示されます。そのマネージャーにレポートするユーザーは全員、チームの一員です。チーム名はレポートのフィルタリングに使用でき、組織の営業パフォーマンスを分析するためのカスタマイズされたデータを提供します。

8. 組織全体からユーザーを集めたグループを1つ以上作成します。これは、レポートのセグメント化とフィルターに役立ちます。

   グループに含めるユーザーごとに、ユーザーを選択して鉛筆アイコンをクリックします。「グループ」フィールドでエントリを選択（または新規グループを作成）して、「保存」をクリックします。ユーザー階層のユーザー名の下に作成したグループの名前が表示されます。

9. 各ユーザーをツリーに追加するときに各ユーザーのデータアクセス権限を設定するか、組織階層を構築した後で戻ってきます。

   Sellのさまざまなユーザーロールと権限については、「ユーザー権限の管理」をご覧ください。

10. ユーザー階層でユーザーの名前をクリックして、ユーザーのデータアクセス権限を確認します。

    「権限の表示」バーを切り替えて、ユーザーのリード、取引先、見込みとカスタマー、および取引の権限を表示します。権限の種類ごとに、ユーザーの階層ボックスに緑色の枠線が表示され、同じかまたはそれ以下のデータアクセス権限を持つ他のすべてのユーザーの周囲に緑色の枠線が表示されます。

    たとえば、ユーザーが取引先のマネージャーと同じ権限を持っている場合、マネージャーとユーザーボックスの両方に緑色の枠線が表示されます。ユーザーが自分の取引のみを表示する権限を持っている場合、緑の枠線はユーザーの階層ボックスに表示されますが、マネージャーの階層ボックスには表示されません。

メモ：アクティブにしたアカウントのユーザー階層を後から非アクティブにしたい場合は、Zendeskサポートチームに連絡してサポートを受ける必要があります。