スマートリンクを使用すると、Zendesk Sellアカウントから他のアプリケーションやWebページにすばやくアクセスできます。一意のURL IDを使用するシステムをお持ちの場合、スマートリンクを使用して、Sellのリード、取引先責任者、取引から動的にリンクできます。
スマートリンクを設定する
スマートリンクを使用するには、スマートリンクを設定する必要があります。また、一意のIDを格納するカスタムフィールドを作成する必要があります(「カスタムフィールドの作成と管理」を参照)。
スマートリンクを設定するには管理者権限が必要です。
スマートリンクを設定するには
- 設定アイコン()をクリックし、リードの場合は「カスタマイズ」>「リード」を選択、取引先責任者の場合は「カスタマイズ」>「取引先責任者」を選択、取引の場合は「カスタマイズ」>「取引」を選択します。
- まだ作成してない場合は、「フィールド」タブで、一意のIDを格納するカスタムフィールドを作成します。 たとえば、ここでは「YouTube video」というカスタムフィールドを使用しています。
メモ:一意のIDを格納するために使用するカスタムフィールドは、1行のテキストのフィールドタイプでなければなりません(「カスタムフィールドの作成と管理」を参照してください)。
YouTubeの各動画には、URLの最後に一意のIDが付いています。以下はその例です。
https://www.youtube.com/watch?v=dQw4w9WgXcQ.これは、取引先責任者カードのカスタムフィールドに入力する一意のIDになります。 - 「スマートリンク」タブを選択します。
- 「スマートリンクを追加」をクリックして、新しいリンクの設定を開始します。
-
スマートリンクに、アプリ名とURLを指定します。
たとえば、YouTubeのスマートリンクを設定する場合、アプリ名は「YouTube」、URLは次のようになります。
https://www.youtube.com/watch?v= - 「マージタグを挿入」をクリックして、一意のIDを格納するために使用したカスタムフィールドを追加します。
- アプリケーションを開く場所を選択します。 「新しいウィンドウで開く」または「Sell内で開く」をクリックします。
- 「保存」をクリックして、新しいスマートリンクを保存します。
- 取引先責任者ページで、新しいカスタムフィールドに「dQw4w9WgXcQ」のような値を追加します。
リード、取引先責任者、取引の各ページの右側に新しい「スマートリンク」ボタンが表示され、クリック可能なリンクとして新しいスマートリンクが表示されます。 リンクをクリックすると、アプリケーションまたはWebページに直接移動します。
スマートリンクの使用例
スマートリンクを使用してYouTubeなどの動画サイトにリンクする方法については、「スマートリンクを設定する」で例を挙げて説明しています。
トラッキングIDの例
スマートリンクを使用する一般的な例として、出荷追跡があります。たとえば、各取引に「トラッキングID」というカスタムフィールドを設定することができます。 このフィールドは、出荷が行われたときにトラッキングIDが入力されます。このIDを含むURLリンクをクリックすると、宅配業者が提供する追跡の詳細ページに移動します。その後、スマートリンクを作成して、トラッキングIDをクリックすると、その取引の出荷の進行状況が表示されるようにします。
レポーティングシステムおよび請求システムの例
スマートリンクを使用して、レポーティングシステムやERPの請求システムに接続することもできます。たとえば、「レポーティングシステム」というカスタムフィールドを設定するとします。 このフィールドには外部ID(例:123990092など)が含まれます。このIDを含むURLリンクをクリックすると、その取引先責任者のレポーティング詳細ページに移動します。その後、レポーティングの詳細を表示するスマートリンクを作成します。以下はその例です。
https://abcinc.tableau.com/views/customer/123990092/dashboard
モバイルデバイスからスマートリンクを使用する
モバイルSellアプリ(iOSまたはAndroid)からスマートリンクにアクセスして、モバイルデバイス上の他のアプリやWebページにすばやくジャンプできます。
アプリの「スマートリンク」をクリックすると、設定したスマートリンクのリストが表示されます。 クリックして、アプリケーションまたはWebページにアクセスします。