「積み上げグラフ」では、グラフの各横棒または縦棒がそれぞれサブセクションとして、合計を構成しています。たとえば、チケットが解決された年でチケットを表示する縦棒グラフを作成した場合、縦棒をさらにチケットの満足度評価で分割することもできます。このグラフは、どの項目がカテゴリ全体に最も影響を与えているかを視覚的に表す場合に特に役立ちます。
積み上げ値は、以下のグラフタイプで使用できます。
- 面
- 横棒グラフ
- 列
この記事では、例として年次のチケット満足度を示す縦棒グラフを作成する手順を説明します。そのあと、積み重ねを使用してグラフを見やすくします。最後に、積み上げグラフを調整するためのいくつかのオプションを紹介します。
この記事では、次のトピックについて説明します。
積み上げグラフの作成
ここの例では、年次のチケット満足度を示す縦棒グラフを作成します。グラフを作成したら、積み重ねを使用して見やすくします。
積み上げグラフを作成するには
- Exploreで、レポートアイコン()をクリックします。
- レポートライブラリで、「新規レポート」をクリックします。
- 「データセットを選択」ページでレポートの作成に必要なチケットデータを含むデータセットを選択します。ここでは「Support - Tickets」を選択し、「レポートを開始」をクリックします。
- 次に、レポートビルダーで、メトリック(測定する値)を追加します(ここでは、作成されたチケットの数)。「メトリック」パネルで、「追加」をクリックします。
- メトリックのリストから「チケット」>「チケット」を選択し、「適用」をクリックします。
Exploreに、Zendesk Supportインスタンスでのチケット数が表示されます。
- 「列」パネルで「追加」をクリックします。
- 属性のリストから「時間 - チケットの解決」>「チケットの解決日時 - 年」を選択し、「適用」をクリックします。
Exploreには、チケットの解決された年で分類されたチケットの数が表示されます。グラフが縦棒グラフとして表示されない場合は、表示タイプメニュー()でグラフの表示を変更できます。
- 「行」パネルで、「追加」をクリックします。
- 属性のリストから「カスタマー満足度」>「チケット満足度評価」を選択し、「適用」をクリックします。
Exploreには、チケットの数が年次別に表示されます。行セレクターを使用して、満足度評価を表示するチケットを個別に選S択できますが、すべての行(チケット)を選択する場合は、通常、行セレクターの見出しをクリックします。各評価タイプは、グラフ上の異なる縦棒として表示されます。次に、これらの評価の縦棒をグループ化して、見やすい積み上げ縦棒グラフを作成します。
- グラフ設定メニュー()で、「グラフ」をクリックします。
- 「グラフ」パネルで、「積み上げ」を選択します。このパネルの他のオプションが選択されていないことを確認します。メモ:他の積み上げオプションの詳細については、この記事の「積み上げグラフの詳細設定」を参照してください。
- 行セレクターで、積み上げグラフに表示する評価を個別に選択するか、見出し(この場合は「チケット満足度評価」)をクリックしてすべての評価を選択します。
Exploreには、選択した行の満足度評価の積み上げ縦棒グラフが再表示されます。
積み上げグラフの詳細設定
グラフ設定メニュー()のグラフパネルを使用して、面グラフ、縦棒グラフ、および横棒グラフの積み上げオプションにアクセスできます。
このメニューには、グラフを積み重ねるための次のオプションが含まれています。
- 積み上げ:積み上げのオン/オフを切り替えます。積み上げた横棒の1つにカーソルを合わせると、その横棒が示す総数が表示されます。
- 積み上げ:値を集計:最初の横棒から開始して、後続の横棒の値が累積的に加算されます。最後の横棒には、すべての横棒の合計が表示されます。
- 積み上げ:パーセント:各積み上げ横棒の合計をパーセンテージで表示します。このオプションを選択するとともに、グラフ設定メニューの「表示値」ページにある「値を表示」オプションを「表示」に設定する必要があります。
- 積み上げ:合計値を表示:積み上げられた各横棒の合計の値を表示します。