Zendeskのトリガと自動化を、総称して「ビジネスルール」と呼びます。ビジネスルールは、自動化されたアクションを実行し、チケットの更新、ユーザーへの通知、作業の整理などを行います。ビジネスルールは、Zendesk内のすべてのチケットに影響する可能性がありますが、条件付きステートメントを使用することで、特定のチケットのグループをビジネスルールに含めたり除外したりすることができます。
Zendeskで複数のブランドをサポートしている場合、特定のブランドのチケットだけに適用されるトリガを設定できます。やり方は、特定の組織のチケットにのみ適用される(特定の組織を含める/除外する)トリガを使用する場合と同じです。
つまり、トリガのセットを使用します。この記事では、ブランド条件を指定するトリガを作成する方法を説明します。
ブランドを除外する/含める
トリガからひとつまたは複数のブランドを除外したいとします。
たとえば、ある企業のお客様からのチケットの優先度を上げるトリガがあり、その企業の特定のブランドに関するチケットだけにアラーム通知を設定したいとします。そのブランドの製品のサービス料金が他の製品より高額であるなどの理由で、特定のブランドに対してのみ優先度のエスカレーションを実行する必要があるのです。
それには、いくつかの方法があります。トリガはブランドに直接関連付けられませんが、条件を使用してブランドごとに実行範囲を絞ることができます。
4つのシナリオがあります。
- トリガからひとつのブランドだけを除外するには、「次のすべての条件を満たす」セクションで、[ブランド][等しくない] 条件を使用します。
トリガは、Omniwear Kids以外のすべてのブランドのチケットに適用されます。 - トリガから複数のブランドを除外するには、「次のすべての条件を満たす」セクションで、[ブランド][等しくない] 条件を複数使用します。
トリガは、Omniwear KidsとOmniwear Sportsを除くすべてのブランドのチケットに適用されます。
- トリガをひとつのブランドだけに絞って実行するには、「次のすべての条件を満たす」セクションで、[ブランド][等しい] 条件を使用します。
トリガはOmniwear Sportsブランドのチケットにのみ適用されます。
- トリガを指定したいくつかのブランドに絞って実行するには、「次の任意の条件を満たす」セクションで、[ブランド][等しい] 条件を使用します。
トリガはOmniwear FormalまたはOmniwear Sportsブランドのチケットにのみ適用されます。