シングルサインイン(SSO)サービスがダウンしていても、アカウントに引き続きアクセスできます。アクセスする方法は、ZendeskでSSOを設定するときにZendeskパスワードを無効にしたかどうかによって異なります。
パスワードが無効になっている場合にアカウントにアクセスする
アカウントでSSOを有効にすると、Zendeskのパスワードを無効にすることができます。
Zendeskパスワードが無効化され、SSOサービスが中断された場合でも、SSOの回避機能を使ってワンタイムアクセスリンクをリクエストすることで、アカウントに引き続きアクセスできます。SSOを回避する設定は、アカウントオーナーまたはアカウントオーナーと管理者のみが利用可能です。
パスワードが無効な場合にSSOを回避できるユーザーを選択する
アカウントオーナーは、ワンタイムアクセスリンクが含まれるメールをリクエストする権限を、すべての管理者に与えるか、またはアカウントオーナーだけに与えるかを設定できます。
SSOを回避できるユーザーを選択するには
- 管理センターで、サイドバーの「 アカウント」をクリックし、「セキュリティ」>「詳細」を選択します。
- 「認証」タブをクリックします。
- 「SSOを使用しない」フィールドでは、外部のサインインプロバイダーがダウンした場合に、アカウントオーナー、またはアカウントオーナーを含むすべての管理者がアカウントにアクセスできるようにするかどうかを選択します。
「SSOを使用しない」フィールドは、チームメンバーに対してZendesk認証が無効になっている場合に、アカウントオーナーに対してのみ表示されます。
- 「保存」をクリックします。
ワンタイムアクセスリンクをリクエストしてアカウントにアクセスする
Zendeskパスワードを無効にしている状態でSSOサービスが中断した場合、管理者またはアカウントオーナーは、ワンタイムアクセスリンクをリクエストすることで、Zendeskアカウントに引き続きアクセスできます。Zendeskはアクセスリンクをメールで送信します。
リンクをクリックすることで、パスワードを求められることなく、アカウントにアクセスできるようになります。リンクは1回のみ動作し、5分後にタイムアウトします。
ワンタイムアクセスリンクを受け取るには
-
https://your_subdomain.zendesk.com/access/sso_bypass
にアクセスします。ここで、your_subdomainはアカウント名です。 - Zendeskユーザープロフィールに関連付けられているメールアドレスを入力して送信します。
- メールを確認し、メール内のリンクをクリックしてサインインします。
パスワードが有効になっている場合にアカウントにアクセスする
Zendeskパスワードが有効な場合、エージェントと管理者は、特別なURLに移動して、Zendeskのユーザー名とパスワードを入力することで、アカウントに引き続きアクセスできます。
サインインするには
-
https://your_subdomain.zendesk.com/access/normal
にアクセスします。ここで、your_subdomainはアカウント名です。 - Zendeskアカウントに関連付けられているユーザー名とパスワードを入力します。
- 会社がSSOを使用している場合、SSOに使用するユーザー名とパスワードが、Zendesk認証システムのバックアップに保存されているユーザー名とパスワードと異なる可能性があります。お使いのZendeskユーザー名は、Zendeskユーザープロフィールのメインのメールアドレスとしてリストされています。
- ユーザー名がわかっていて、Zendeskのパスワードを忘れてしまった場合は、パスワードをリセットしてから再度サインインしてください。