Zendesk Chatを使用するすべての管理者およびエージェントには、ロールが割り当てられます。ロールには、Chatに関するタスクを実行できるかどうかが定義されています。
ロールには次の2つのタイプがあります。
- デフォルトのロール:Zendeskによって定義されるロール。この記事で詳しく説明します。
- カスタムロール:アカウントの管理者によって定義されるロール。詳しくは、「カスタムChatロールの作成とユーザーの割り当て」を参照してください。
この記事では、次のトピックについて説明します。
Chatのデフォルトロールについて
デフォルトでは、Chatのアカウントにはエージェント、管理者、アカウントオーナーの3つのロールがあります。これらの各ロールには、デフォルトで標準的な権限と機能があります。
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エージェントは、以下のことができます。
- カスタマーとチャットする
- ショートカットを作成する
- 訪問者を立ち入り禁止にする
- 過去のチャットを表示する
- 個人設定を構成する
エージェントの権限について詳しくは、「エージェント向けZendesk Chatガイド」を参照してください。
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管理者は、デフォルトのエージェント権限をすべて持っています。さらに、管理者は以下のことができます。
- グローバル設定と個人設定を構成する
- エージェント、トリガ、部門を管理する
- チャットを削除する
- チャットの分析機能を使用する
メモ:管理者の権限は変更できませんエージェントの権限について詳しくは、「管理者向けZendesk Chatガイド」を参照してください。
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アカウントオーナーは、デフォルトの管理者権限とエージェント権限をすべて持っています。さらに、アカウントオーナーは以下のことができます。
- アカウントのプランをアップグレード/ダウングレードする
- 請求情報を変更する
- 請求書にアクセスする
- アカウントを解約する
メモ:アカウントオーナーの権限は変更できません
これらのロールをどのように割り当てて使用するかは、Zendesk Chatのアカウントのタイプによって異なります。
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統合されたChatアカウント(Zendesk ChatとSupportの両方を使用しているアカウント)の場合は、Chatロールを割り当てる際に、エージェントのSupportロールを考慮する必要があります。エージェントは、ChatとSupportの両方の管理者であるか、どちらの管理者でもないことが必要です。ただし、一部のプランのアカウントでは、各製品の特定の管理者権限を持つカスタムロールを作成し、管理者以外のエージェントに割り当てることができます。統合アカウントのロールについては、「Zendesk SupportでのZendesk Chatの設定」を参照してください。
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Chat専用アカウントの場合は、Zendesk Supportのカスタマーであっても、ChatとSupportのアカウントがリンクされていない限り、必要に応じてロールを割り当てることができます。
Chatアカウントのバージョンに応じたデフォルトのロールを使用する方法については、以下の「Chatのデフォルトロールを使用する」を参照してください。
Chatのデフォルトロールを使用する
デフォルトロールの詳細は、Chatダッシュボードの「ロール」ページで表示できます。
デフォルトのロールを表示するには
- Chatダッシュボードで、「設定」>「ロール」に移動します。
- 表示するビューをクリックします。
詳細については、以下の記事を参照してください。
- エージェントのロールまたは管理者のロールを変更するには、「Chatでのエージェントの作成および更新」を参照してください。
- アカウントオーナーを変更するには、「Zendesk Chatのアカウントオーナーの変更」を参照してください。