- 緊急のチケットが48時間以上放置されていた場合に、SMSテキストメッセージを送信する
- 新しく緊急のチケットが作成された場合に、X(旧Twitter)ストリームに通知を送信する
これらは、一部の例にすぎません。使用できるターゲットの詳細については、後述の「ターゲットを設定する」を参照してください。ターゲットは、自動化およびトリガのアクションで使用されます。まずターゲットを設定した後、「通知方法」>「ターゲット」アクションを使用してターゲットを指定します。
ターゲットを設定する
メール用の標準ターゲット以外にも、よく知られたクラウドベースのアプリケーションやサービス用に、プリセットのターゲットを使用できます。
- トライアルアカウントのターゲットは最大10個に制限されています。
- エージェント/管理者に対して2要素認証が有効になっている場合は、ターゲットの認証にAPIトークンのみを使用できます。その際、「email@example.com/token」と、パスワード(トークン)を使用します。
ターゲット | 説明 |
---|---|
Basecamp |
Basecampターゲットを使用することで、以下のようなチケットの更新をプロジェクトに送信できます。
Basecampターゲットを使用するには、Basecampアカウント内でAPIアクセスを有効にする必要があります。Basecampの設定の詳細については、「Setting up and using the Basecamp target(Basecampターゲットの設定と使用)」を参照してください。 |
Campfire | Campfireチャットルームに通知を送信します。 |
Clickatell | Clickatellアカウントを使用してSMSメッセージを送信するには、このターゲットを使用します。 Clickatell HTTP APIガイドの手順に従ってアカウントを設定し、HTTP接続を追加してAPI IDを取得します。 |
メールアドレス | チケットのトリガや自動化を使用して、特定のメールアドレスにメールを送信します。送信先のアドレスは、そのブランドに関連付けられたデフォルトのアドレスです。トリガまたは自動化内でアクションを定義できます。 ターゲットのメールアドレスが、チケット共有契約の相手側のSupportアカウントの外部Supportアドレスである場合、メール通知はターゲットのメールアドレスによって拒否されます。チケットは作成されません。これは、メールのループを避けるためです。他のSupportアカウントとサポートリクエストを共有する必要がある場合は、代わりにチケット共有機能を使用してください。 また、メールのループを防ぐため、自分のアカウントのサポートアドレス宛に通知することもできません。 |
Get Satisfaction | Get SatisfactionのZendeskモデレーターツールを使用して作成されたチケットのGet Satisfactionトピックにパブリックコメントを投稿します。 このターゲットを作成することによって、必要なトリガおよびビューが作成され、さらに便利なウィジェットがホームページとチケットページに追加されます(必要なければ、これらのウィジェットは削除できます)。 |
Pivotal Tracker | Zendesk SupportチケットからPivotal Tracker内にストーリーを作成し、プロジェクト未解決のチケット内のサポート案件に簡単に優先順位を付けることができます。 新しいシナリオを作成する際に、Pivotal Trackerのターゲットは、Zendesk SupportのチケットのIDをPivotal Trackerに送信します。 ターゲットのTrackerプロジェクト内でPivotal TrackerのネイティブZendeskインテグレーションを有効にしていた場合、Zendesk Supportチケットに戻るためのリンクが新規ストーリー内に作成されます。 |
Twilio | このターゲットを使用して、自分のTwilioアカウントから携帯電話にSMSメッセージを送信します。 |
X Corp | X(旧Twitter)ストリームに通知を送信します。
メモ:通知を一般に公開したくない場合は、Xストリームを必ず非公開に設定してください。
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URL | URLパラメータを任意のURLに渡します。プレースホルダを値として使用できます。例:www.some-address.com?customer_name={{ticket.requester.name}}。リクエストを受け取るスクリプトをサーバーにセットアップすることで、リクエストを受け取ったあと、サーバーから任意の操作を実行できます。ターゲットの問題をトラブルシューティングするには、「URLターゲットエラーに関する情報を取得する方法」を参照してください。 Zendesk Supportのチケットを更新する目的でのURLターゲットの使用はお勧めできません。そのような用途での使用はさまざまな問題を引き起こす可能性があります。外部ターゲットのためだけに使用します。 |
Yammer | Yammerストリームに通知メールを送信します。 |
- 管理センターで、サイドバーの「 アプリおよびインテグレーション」をクリックし、「ターゲット」>「ターゲット」を選択します。
- 「ターゲットを追加」を選択します。
- すべてのターゲットオプションが表示されます。ターゲットのタイプを選択し、必要なターゲットの情報(ターゲットごとに異なる)を入力します。
- ページの下部にあるドロップダウンリストから「ターゲットの作成」を選択します。追加する前にターゲットをテストする場合は、「ターゲットのテスト」を選択します。
- 「送信」をクリックします。
ターゲットをいったん設定したら、ターゲットを編集、削除、非アクティブ化、再アクティブ化することができます。「外部ターゲットの管理」を参照してください。
自動化およびトリガでターゲットを使用する
- 以下の条件をすべて満たす
- チケット > チケット | = | 作成された
- チケット > 優先度 | = | 緊急
- アクション
- 通知方法 > ターゲット | マイXアカウント
外部ターゲットとやりとりするため、トリガまたは自動化を実行するタイミングと、外部ターゲット(上記の例では、Xのホームページまたはストリーム)内で結果が表示されるタイミングにずれが生じる可能性があります。
「通知方法 > ターゲット」アクションの「メッセージ」フィールドには、最大8,192文字まで入力することができます。
タイムアウトエラーの発生を防ぐ
リクエストが行われてから10秒以内にタイムアウトエラーが発生すると、Zendeskはリクエストを再試行します。リクエストの再試行に21回連続して失敗すると、Zendeskはターゲットを非アクティブにします。その場合、ターゲットを再度使用できるようにするには、ターゲットを再度アクティブにする必要があります。
ターゲットが自動的に非アクティブにされると、Zendeskの管理者は通知を受け取ります。ターゲットが手動で削除されたり、非アクティブにされたりした場合には、管理者には通知が届きません。
- トリガまたはターゲットページ内のメッセージの本文が空白である。
- 受信側サーバーで問題が発生している。