チャットトリガを使用すると、ユーザーとのオンラインチャットのやりとりにおいて、特定の条件が満たされたときに実行される自動アクションを設定できます。
この記事では、以下のトピックについて説明します。
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チャットトリガに関する重要な情報
すべてのZendeskトリガに適用される重要な事実だけでなく、以下のチャットトリガに特有の情報にも注意してください。
- 条件とアクションに加えて、チャットトリガには、オンラインチャットに対してトリガがいつ実行されるかを決定する実行イベントも含まれています。
- チャットトリガは以下の状況では実行されません。
- オンラインのエージェントがいない
- すべてのエージェントの空き状況ステータスが「非表示」に設定されている
チャットトリガの例
以下の例は、製品の価格設定ページにアクセスしたユーザーにメッセージを送信するチャットトリガです。
チャットトリガを作成する
チャットトリガは、Chatダッシュボードで作成します。
チャットトリガを作成するには
- Chatダッシュボードから、「設定」>「トリガ」を選択します。
- 「トリガを追加」をクリックします。
- 作成するトリガの名前と簡単な説明を入力します。
- 上部にある「有効」をクリックして、トリガを有効にします。
- 各訪問者にトリガが1回だけ実行されるようにするには、「各訪問者はこのメッセージを1回だけ受け取ります」チェックボックスを選択します。訪問者がトリガの条件を満たすたびにトリガが起動するようにする場合は、このボックスの選択を解除します。
- 「トリガのカスタマイズ」セクションにある「トリガの実行」ドロップダウンで、トリガを起動するイベントとして次のいずれかを選択します。
- チャットウィジェットがページに表示されているが、訪問者がウィジェットを操作していない場合にトリガを実行するには、「訪問者がチャットウィジェットをロードしたとき」を選択します。
- 訪問者がチャットを要求したときにトリガを実行する場合は、「訪問者がチャットを要求するとき」を選択します。
- 訪問者がチャットウィジェットにテキストを入力して送信したときにトリガを実行する場合は、「チャットメッセージが送信された場合」を選択します。
- 「条件の確認」で次のいずれかを選択します。
- 作成した条件がすべて満たされた後にトリガを起動させる場合は、[以下のすべての条件をすべて確認する」を選択します。
- 作成した条件のいずれかが満たされた後にトリガを起動させる場合は、[以下の条件のいずれかを確認する」を選択します。メモ：Chatのトリガを作成するときに、「以下の条件のいずれかを確認する」と「以下のすべての条件をすべて確認する」を組み合わせて使用することはできません。どちらか一方のオプションしか選択できません。これは、開発者ビューでも実行できません。
- 「以下の操作を実行する」セクションでアクションを選択します。プレースホルダを追加するには、@を入力します。
- 「トリガの作成」をクリックします。
トリガが作成されて有効になると、トリガの設定ページの「有効」列にチェックマークが表示されます。
メモ：複数のトリガを特定の順序で実行する必要がある場合は、各トリガ間に少なくとも1秒の待機時間を追加する必要があります。待機時間が必要な理由は、トリガが特定の順序で実行されるのではなく、評価と実行が同時に行われるためです。