このExploreのレシピでは、各デフォルトステータス(新規、オープン、保留中、待機中、解決済み)のチケット数を示すKPIを作成する方法について解説します。また、 カスタムチケットステータスのKPIを作成する方法も説明します。
これらのKPIをダッシュボードに追加することで、組織のチケットワークフロー全体を把握することができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
必要条件
スキルレベル:ビギナー
所要時間:5分
- Zendesk Explore ProfessionalまたはEnterprise
- 編集者または管理者レベルの権限(「ユーザーへのExploreアクセス権限の付与」を参照)
- Zendesk Supportのチケットデータ
レポートを作成する
デフォルトチケットステータスの場合
- Exploreで、レポートアイコン()をクリックします。
- レポートライブラリで、「新規レポート」をクリックします。
- 「データセットを選択」ページで、「Support」>「Support - チケット」をクリックし、「レポートを開始」をクリックします。レポートビルダーが開きます。
- 「メトリック」パネルで、「追加」をクリックします。
- リストから「新規チケット」を選択して、「適用」をクリックします。
- レポートにわかりやすい名前を付けて、「保存」をクリックします。
作成されるレポートは、組織内にある新規ステータスのチケット数を示すKPIです。
他のチケットステータスに関する追加レポートを作成するには、上記の手順を繰り返し、必要に応じて他のチケットステータスについて、ステップ5を変更して、次のいずれかのメトリックを選択します。
- オープンチケット
- 保留中のチケット
- 待機中チケット
- 解決済みチケット(Solved tickets)
カスタムチケットステータスの場合
- Exploreで、レポートアイコン()をクリックします。
- レポートライブラリで、「新規レポート」をクリックします。
- 「データセットを選択」ページで、「Support」>「Support - チケット」をクリックし、「レポートを開始」をクリックします。レポートビルダーが開きます。
- 「メトリック」パネルで、「追加」をクリックします。
- リストから「チケット」を選択し、「適用」をクリックします。
- 「行」パネルで、「追加」をクリックします。
- リストから「チケットのカスタムステータス名」を選択し、「適用」をクリックします。
- 前の手順で追加した「チケットのカスタムステータス名」属性をクリックし、レポートを作成するカスタムステータスを選択して、「適用」をクリックします。
- 「表示タイプ」()メニューで、「KPI」を選択します。
- レポートにわかりやすい名前を付けて、「保存」をクリックします。
作成されるレポートは、組織内にある選択したカスタムステータス(以下の例では「エスカレーション」)のチケット数を示すKPIです。
レポートの機能強化(Enterpriseのみ)
Enterpriseプランのカスタマーは、 ライブメトリックにもアクセスできます。したがって、上記のKPIと同じダッシュボードに、以下のライブメトリックを追加することで、チケットをより包括的に把握できます。
- Support - 新規チケット(60分)
- Support - オープンチケット(60分)
- Support - 保留中のチケット(60分)
- Support - 待機中チケット(60分)
- Support - 解決済みチケット(60分)
非ライブKPIは約1時間前のデータを表示しますが、ライブメトリックは過去1時間から現時点までのデータを表示します。データ同期ウィンドウにより、非ライブメトリックとライブメトリックの間に、わずかなギャップが生じることがあります。詳細については、「Exploreレポートのデータ更新間隔」を参照してください。