Exploreを使用すると、特定のチケットフィールドに基づいてチケットの概要を作成できます。この情報はビューでも取得できますが、ビューにはExploreとは異なり、アーカイブ済みチケットは含まれません。
このレシピでは、ダッシュボードに追加したり、エクスポートしたり、スケジュールしたりできるカスタムチケットフィールドに焦点を当てた表を作成します。カスタムフィールドの詳細については、「チケットおよびサポートリクエストフォームにカスタムフィールドを追加する方法」を参照してください。
メモ:この概要は特定の期間に関するものです。チケットデータのすべてをエクスポートする場合は、「JSON、CSV、XMLファイルへのデータのエクスポート」を参照してください。
この記事では、次のトピックについて説明します。
必要条件
スキルレベル:ビギナー
所要時間:10分
- Zendesk Explore ProfessionalまたはEnterprise
- 編集者または管理者レベルの権限(「ユーザーへのExploreアクセス権限の付与」を参照)
- カスタムチケットフィールド
- カスタムチケットフィールドを使用したチケット
レポートを作成する
レポート内容と方法を決定する
レポートを作成する前に、チケットフィールドを確認して、追跡するフィールドを決めます。この例では、「何の果物?」というカスタムフィールドを使用します。
次に、データをどのように整理するかを決定します。Exploreでレポートを作成する場合、追加した属性は上から順に並べ替えられます。たとえば、最初の属性として「チケットのグループ」がある場合、後続の属性は最初にチケットのグループによって並べ替えられます。
レポートを作成する
- Exploreで、レポートアイコン( )をクリックします。
- レポートライブラリで、「新規レポート」をクリックします。
- 「データセットを選択」ページで「サポート」>「サポート - チケット」をクリックし、次に「レポートを開始」をクリックします。レポートビルダーが開きます。(この例では「チケット」データセットを使用していますが、レポートするデータが含まれているデータセットであればどれでも使用できます)。
- 「測定基準」パネルで、「追加」をクリックします。
- メトリックのリストから「チケット」>「チケット」を選択し、「適用」をクリックします。
- 「フィルター」パネルで、「追加」をクリックし、「作成日時 - 日付」を選択して、1日や1週間などの短い期間に時間フィルターを適用します。これにより、クエリの作成中にクエリがタイムアウトするのを防ぎます。以下のスクリーンショットの例では、「チケットのフォーム」フィルターも表示されています。
- 「行」パネルで、「チケットグループ」や「担当者の名前」などのレポート対象のチケットフィールドか、またはカスタムチケットフィールド(この例では「何の果物?」)を追加します。
ヒント:数値以外のカスタムチケットフィールドは、「チケットカスタムフィールド」フォルダの下のメニューにまとめて表示されます。数値カスタムフィールドは、「メトリック」パネルに表示されます。 -
表示タイプ()メニューで、レポートの表示を「テーブル」に設定します(まだ設定していない場合)。
この時点では、レポートは次のようになります。 - 必要に応じて追加の属性を追加します。
メモ:Exploreが一度にレポートできるデータ量には制限があります。作成するレポートが大きすぎると、エラーが表示されることがあります。詳細については、レポートで「ネットワークエラー」というメッセージが表示されるのはなぜですか?を参照してください。 - レポートにわかりやすい名前を付けて、「保存」をクリックします。
次のステップ
レポートを作成したら、以下の操作を行うことができます。