特定のExploreデータセットから定期的にまたは1回限りでデータをエクスポートできます。エクスポートされたデータセットはCSVファイルで提供され、ダウンロードして任意のサードパーティツールと統合することができます。また、データセットのエクスポートには、レポートのような50,000行制限はありません。
このようにデータセットをエクスポートすることで、Zendeskのデータと他のデータソースを簡単に組み合わせることができ、ビジネスの全体像を把握することができます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
ワンタイムエクスポートを作成する
ワンタイムエクスポートを作成すると、エクスポートはすぐに実行され、選択したデータセットから指定した期間内のデータが抽出されます。ワンタイムエクスポートは、24時間に1回のみ作成できます。
ワンタイムエクスポートを作成するには
- Exploreの左側のサイドバーで、データセットのエクスポートアイコン()をクリックします。
- 「ワンタイムエクスポートを作成」をクリックします。
- 「データセット」フィールドで、エクスポートしたいデータセットを選択します。以下のいずれかから選択できます。
- Answer Bot:フロービルダー
- Chatとメッセージング - エンゲージメント
- Chatとメッセージング - メッセージングチケット
- Guide - ナレッジベース
- Support - チケット
- Support - SLA
- Support - 更新履歴
- 「時間」フィールドで、データに含める期間を選択します。以下のいずれかから選択できます。
- 過去24時間
- 過去7日間
- 過去30日間
- 過去3か月
- 過去6か月
- 過去12か月
- 「作成」をクリックします。エクスポート処理が開始されます。
エクスポートしたCSVファイルをダウンロードできるようになると、メールが届きます。その間に、「データセットのエクスポート」ページでエクスポートのステータスを確認できます。
定期エクスポートを作成する
定期エクスポートを作成すると、選択したデータセットから指定した期間内のデータを抽出するエクスポートが定期的に実行されます。
定期エクスポートは、常に未来の特定の時間に予定されます。定期エクスポートには、選択した頻度に応じて、前日、前週、または前月のデータが含まれます。たとえば、毎週月曜日の午前9時に実行される定期エクスポートを作成すると、次の月曜日の午前9時にエクスポートの処理が開始され、過去7日間のデータが返されます。定期エクスポートを削除しない限り、この処理は毎週繰り返されます。
定期的なエクスポートを作成するには
- Exploreの左側のサイドバーで、データセットのエクスポートアイコン()をクリックします。
- 「定期的なエクスポートを作成」をクリックします。
- 「データセット」フィールドで、エクスポートしたいデータセットを選択します。
- 「頻度」フィールドで、エクスポートを実行する頻度を選択します。以下のいずれかから選択できます。
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 選択した頻度に応じて、エクスポートを実行する時間、日、または月を指定します。メモ:選択した日付が存在しない場合(たとえば2月31日)、エクスポートは翌月の1日に実行されます。
- 「作成」をクリックします。指定した日時にエクスポート処理は開始されます。
エクスポートしたCSVファイルをダウンロードできるようになると、メールが届きます。その間に、「データセットのエクスポート」ページでエクスポートのステータスを確認できます。
エクスポートの結果を表示する
「データセットのエクスポート」ページでは、作成したすべてのエクスポートの詳細を確認したり、結果をCSVファイルとしてダウンロードしたりできます。
デフォルトでは、CSVファイルはエクスポートの実行から7日後にExploreから自動的に削除されます。エクスポートされたデータに7日後以降にもアクセスしたい場合は、ファイルをダウンロードして別の場所に保存してください。
エクスポートの結果を表示するには
- Exploreの左側のサイドバーで、データセットのエクスポートアイコン()をクリックします。
- 表示したいエクスポートのタイプに応じて、「定期」タブまたは「ワンタイム」タブを選択します。「定期」タブには、以下の情報が表示されます。
- データセット:エクスポートがスケジューリングされているデータセット。
- 頻度:スケジューリングされているデータセットのエクスポートの頻度。
- 前回の実行:データセットが最後にエクスポートされた日付。
- 次回の実行:データセットが次にエクスポートされる日付。
「ワンタイム」タブには、以下の情報が表示されます。
- エクスポート日:エクスポートが実行された日付。
- データセット:エクスポートされたデータセット。
- 時間:データがカバーする相対的な期間(過去24時間など)。
- 日付範囲:データがカバーする具体的な日付。
- サイズ:エクスポートされたファイルのサイズ。
- 残りの有効期間:エクスポートされたファイルをダウンロードできる期限。
- ファイル:エクスポートされたファイルのダウンロードリンク。エクスポートがまだ処理中の場合は、ここに「進行中」と表示されます。
- 「ダウンロード」をクリックして、エクスポートの結果をCSVファイルとしてダウンロードします。
実行中のエクスポートをキャンセルする
完了前に、処理中のエクスポートをキャンセルすることもできます。処理中のワンタイムエクスポートをキャンセルした場合でも、24時間に1回という制限にカウントされます。
エクスポートをキャンセルするには
- Exploreの左側のサイドバーで、データセットのエクスポートアイコン()をクリックします。
- キャンセルしたいエクスポートのタイプに応じて、「定期」タブまたは「ワンタイム」タブを選択します。
- キャンセルしたいエクスポートの上にカーソルを置き、右側のオプションアイコン()をクリックします。
- 「キャンセル」をクリックします。
- 「エクスポートをキャンセル」をクリックします。
エクスポートとその結果を削除する
定期エクスポートや完了したワンタイムエクスポートが不要になった場合、削除することができます。エクスポートを削除すると、関連する結果も削除されます。エクスポート結果が「データセットのエクスポート」ページに表示されなくなります。
定期エクスポートを削除すると、そのエクスポートの以前の定期処理に関連する結果がすべて削除され、今後の定期処理が実行されなくなります。ワンタイムエクスポートを削除すると、そのエクスポートに関連付けられた結果のみが削除されます。
エクスポートとその結果を削除するには
- Exploreの左側のサイドバーで、データセットのエクスポートアイコン()をクリックします。
- 削除したいエクスポートのタイプに応じて、「定期」タブまたは「ワンタイム」タブを選択します。
- 削除したいエクスポートの上にカーソルを置き、右側のオプションアイコン()をクリックします。
- 「削除」をクリックします。
- 「エクスポートを削除」をクリックします。