免責事項:ZendeskはPower BI製品のサポートは行っていません。製品に関する問題については、Microsoftのドキュメントをご覧ください。 

MicrosoftのPower BIでは、製品内に集約したソフトウェアサービスとアプリ、コネクタを連携させて、互いに関連性のないデータソースから双方向で活用できるインサイトを得られます。Zendesk製Power BI Connectorを使用すると、ZendeskのデータをPower BIにインポートできます。 

この記事では、以下のトピックについて説明します。

  • Zendesk製Power BI Connectorについて 
  • サインイン方法
  • Power Query M言語によるデータの照会

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Zendesk製Power BI Connectorについて

既存のMicrosoft Power BIコネクタをZendeskで使用した場合、既知の問題として、1000行以上のレコードを取得できないという制限があります。たとえば、チケットが1000枚以上のあるアカウントでは、次のような422エラーが返されます。

Zendeskではこの問題に対処するため、「Zendeskデータ」という新しいPower BIコネクタを開発しました。この新しいコネクタは、カーソルベースページネーション(CBP)を使用してZendesk APIからデータを取得します。

 

BetaLegacy2.jpeg

サインイン方法

新しいコネクタのサインインの方法は、旧バーションと同じです。 

サインインすると、既存のすべてのエンドポイントが新しいコネクタで利用可能になります。

Power Query M言語によるデータの照会

免責事項:ZendeskはPower Query M言語のサポートは行っていません。この言語に関する問題については、Microsoftのドキュメントをご覧ください。 

Power Query M言語を使ってデータを照会する場合、クエリの先頭部分に若干の違いがあります。ソースを初期化する場合、旧バージョンのコネクタでは Zendesk.Tables() を使用しますが、

let
   Source = Zendesk.Tables("https://yoursubdomain.zendesk.com"),
   views = Source{[Key="tickets"]}[Data]
in
    views

新しいコネクタでは ZendeskData.Contents() を使用します。

let
    Source = ZendeskData.Contents("https://yoursubdomain.zendesk.com", []),
    Users = Source{[Name="Users"]}[Data]
in
    Users

既存のクエリで旧バージョンのコネクタを使用していた場合、ソースの初期化部分をこのように変更すれば、以降のコードは正しく動作します。 

他の方法でPower BIコネクタを使用している場合は、Zendeskカスタマーサポートまでご連絡ください。移行手順についてご案内します。 

 

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