発表日 | ロールアウト日 |
2024年5月16日 | 2024年5月16日 |
高度なデータプライバシーとデータ保護(ADPP)アドオンを使用しているお客様向けに、チケット削除スケジュールに新しい条件文が追加されたことをお知らせします。利用可能な条件は、「最終更新日」、「ブランド」、「フォーム」、「タイプ」、「リクエスタ」、「組織」、「タグ」、「カスタム」の各フィールドです。
変更内容
このアドオンを使用すると、保持ポリシーに応じて、ブランド、組織、タグ、およびカスタムフィールドなどのさまざまな条件に基づいて削除されるチケットを定義するためのカスタマイズ機能がさらに提供されます。
カスタマーは、多くのビジネスラインでのさまざまなニーズに対応するために、複数の削除スケジュールを作成できます。たとえば、カスタマーは新しい条件を使用して、以下のようなチケットに設定されたカスタムフィールドに基づいてチケットをセグメント化できます。
- スケジュール1:チケットの終了から2年後に、カスタムフィールド「部門」を含み「ロジスティクス」の値をもつチケットをすべて削除します。
- スケジュール2:チケットの終了から3年後に、「部門」というカスタムフィールドを含み「営業」という値をもつチケットをすべて削除します。
Zendeskがこれらの変更を行う理由
企業にとって、データ保持ポリシーは、規制コンプライアンスを確保するために非常に重要です。たとえば、一般データ保護規則(GDPR)では、EU企業は個人データを必要以上に長く保持することは禁止されています。
これらの新しい条件の拡張により、Zendeskの顧客は、チケットの種類やチケットの地域に固有の期間を過ぎた後に、不要になったチケットを削除できるようになります。
必要となる作業
「高度なデータプライバシーとデータ保護(ADPP)アドオン」をお持ちのお客様には、削除スケジュールにこれらの新しい条件が表示されるようになります。カスタマーは、チケットがビルダーの条件に一致したら自動的に削除されるように設定できます。詳細については、「複数のチケット削除スケジュールを使用した高度なデータ保持ポリシーの作成」を参照してください。
この発表に関連するフィードバックや質問がある場合は、コミュニティフォーラムにアクセスしてください。このフォーラムでは、顧客から寄せられた製品フィードバックを収集し管理しています。Zendesk製品に関する一般的なサポートについては、Zendeskカスタマーサポートにお問い合わせください。