カスタムオブジェクトのレコードイベントには、ユーザーまたはビジネスルール(オブジェクトトリガなど)によって行われたすべてのレコード更新が表示されます。レコードイベントを確認することで、レコードの全履歴を見ることができます。イベントには、追加、削除、または変更されたレコードのプロパティが含まれます。ただし、カスタムオブジェクトのフィールドのスキーマ変更や、レコードに関連付けられたオブジェクトトリガの通知などのオブジェクトレベルのイベントは、レコードイベントには反映されません。
この記事では、以下のトピックについて説明します。
カスタムオブジェクトのレコードイベントの表示
カスタムオブジェクトのレコードを表示する際、「イベントタブ」にレコードイベントのリストを表示できます。デフォルトでは最新の20件のイベントが表示されます。リストを展開することで、さらに多くのイベントを表示できます。
レコードイベントに表示される情報
カスタムオブジェクトのレコードイベントには、レコードに関連するほとんどのイベント(作成、値の変更、オブジェクトトリガアクションなど)が表示されます。ただし、カスタムオブジェクト自体への変更は、たとえその変更がオブジェクトのレコードに影響を与える場合でも、リストには反映されません。たとえば、管理者がカスタムオブジェクトのスキーマからフィールドを削除した場合、フィールドとその値はオブジェクトのレコードからも削除されますが、これはレコードの変更ではなく、オブジェクトの変更として扱われます。
カスタムオブジェクトのレコードイベントには以下のイベントが表示されます。
- レコードが作成された
- 値が追加された
- 値が変更された
- オブジェクトトリガのアクション(通知を除く)