発表日 ロールアウト日
2025年6月3日 2025年6月3日

トリガを使用し、個人を特定できる情報(PII)をチケットコメントから自動的に削除できる新機能がリリースされました。この新機能を使用すると、Zendeskワークフロー内の機密情報を自動的に識別して墨消しできるため、お客様のプライバシーを保護することが容易になります。

このお知らせの内容は以下のとおりです。

  • 機能の変更点
  • Zendeskがこれらの変更を行う理由
  • 必要となる作業

機能の変更点

高度なデータプライバシーとデータ保護(ADPP)アドオンをご利用のお客様は、チケットトリガを作成し、チケットコメント内のPIIを自動的に墨消しできるようになりました。この機能を使用すると、ZendeskでPIIを保護するタイミングや方法を完全に制御できるため、手動で墨消しする必要がなくなります。

お客様は、墨消しの提案に含めるPIIのタイプを設定することも、特定の条件に基づいて選択したPIIを自動的に墨消しするトリガを作成することもできます。複数のトリガを設定し、さまざまなタイプのPIIを削除するタイミングを制御できます。例:

  • トリガ1:チケットの作成直後にクレジットカード番号、銀行口座番号、パスワードを墨消しすることで、データを直ちに墨消しできます。
  • トリガ2:チケットに「verification-pass」タグが追加された直後に社会保障番号と生年月日を墨消しすることで、確認の完了とPIIの削除を確認できます。
  • トリガ3:チケットのステータスが「終了」に変更された直後にすべてのPIIを墨消しできます。

Zendeskがこれらの変更を行う理由

Zendeskでは、機密データを管理するために、墨消しプロセスをより効率的かつ簡単な方法にする必要性を認識しています。この新機能は、時間を削減し、墨消しワークフローを合理化することで、コンプライアンスの維持とお客様のプライバシーの保護を容易にします。

引き続きPIIを個別に墨消しすることも可能です。

必要な作業

ADPPアドオンをお持ちのお客様は、この機能をすぐにご利用いただけます。「トリガを使用してチケット内の機密情報を自動的に墨消しする」を参照してください。

この発表に関連するフィードバックや質問がある場合は、コミュニティフォーラムにアクセスしてください。このフォーラムでは、カスタマーから寄せられた製品フィードバックを収集し管理しています。Zendesk製品に関する一般的なサポートについては、Zendeskカスタマーサポートにお問い合わせください。

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