| 発表日 | ロールアウト開始日 | ロールアウト終了日 |
| 2025年9月2日 | 2025年9月2日 | 2025年9月26日 |
Zendeskでは、カスタムロールのエージェントがエンドユーザーの削除権限はなく、作成および編集ができる新しい詳細な権限を導入しました。これらのアクションを切り離すことで、セキュリティと運用管理が強化されます。
このお知らせの内容は以下のとおりです。
機能の変更点
Zendeskは、カスタムロールに割り当てられたエージェントに、エンドユーザーを削除する権限を与えずに、エンドユーザーを作成および編集できる新しい詳細な権限を導入します。これまでは、エンドユーザーを作成、編集、代理サインイン、削除する権限はまとめられていました。つまり、エージェントがエンドユーザーを作成、編集、代理できる場合、削除の権限も与えられており、セキュリティと運用上のリスクを内包していました。この新しい権限により、「削除」と「作成、編集、代理サインイン」が分離され、エージェントの機能をより安全かつ精密に制御できるようになります。
Zendeskがこれらの変更を行う理由
Zendeskのカスタマーからは、メールアドレスなどの重要なエンドユーザー情報をエージェントが更新できるようにし、エンドユーザーの誤操作や不正な削除を防止したいとのご要望が寄せられていました。以前の結合された権限設定では、セキュリティ上の懸念や不注意による削除が度々引き起こされていました。さらに、最近展開された最新の権限機能でも、編集と削除の機能が結びついているため、柔軟性が制限されていました。この変更により、管理者は運用とセキュリティのニーズにより適したロールをカスタマイズできるようになり、これらの懸念に直接対処できるようになりました。
Zendeskは、組織がプライバシー、セキュリティ、アクセス管理を限りなく制御できるように、詳細な権限を継続的に強化しています。これにより、ガバナンス要件に沿った的確な機能を割り当てることが可能になります。テキスト
必要な作業
この新しい詳細な権限を利用するには、「管理センター」>「メンバー」>「ロール」に移動します。新しい詳細な権限を活用して、ロールを作成または編集するときは、「エンドユーザーを管理」までスクロールしてください。 詳しくは「カスタムロールの作成とエージェントの割り当て」を参照してください。
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