発表日 ロールアウト開始日 ロールアウト終了日
2025年9月15日 2025年9月15日 2025年9月19日

Zendeskは、APIを使用したカスタムオブジェクトレコードのインクリメンタルエクスポートの提供を開始しました。

このお知らせの内容は以下のとおりです。

  • 変更内容
  • Zendeskがこれらの変更を行う理由
  • 必要となる作業

変更内容

外部レポートとデータパイプライン用に設計された新しいAPIを使用して、任意のカスタムオブジェクトからレコードをインクリメンタルエクスポートできるようになりました。エクスポートでは、定義された開始時間以降に作成、更新、または削除された、指定されたカスタムオブジェクトのすべてのレコードが返されます。

APIを使いやすくするために、リクエストとレスポンスの構造はZendeskの標準オブジェクトにできるだけ近いものになっています。同様に、API制限は、1分あたり10リクエストという既存の標準に従います。また、削除したレコードのIDは、削除後30日間、他のシステムに反映するために記録されます。30日を過ぎると、削除されたレコードIDは利用できなくなり、関連するレコードデータは完全に削除されます。

詳細については、「カスタムオブジェクトレコードのカーソルベースのインクリメンタルエクスポート」を参照してください。

Zendeskがこれらの変更を行う理由

多くのチームは、注文、資産、製品カタログ、ケース関連エンティティなどの重要なビジネスデータをカスタムオブジェクトでモデル化しています。その際、自社の分析ツールやデータウェアハウスツールでそのデータを分析できる必要があります。インクリメンタルエクスポートでは、全データの再読み込みではなく、変更(作成、更新、削除されたレコード)のみを取得することで、データの同期を効率的に行うことができます。このアプローチにより、APIの使用と運用のオーバーヘッドが削減されます。

必要な作業

これらのAPIは、カスタムオブジェクトを使用するすべてのアカウントで使用できます。新しいAPIはすぐに使用できます。最良の結果を得るには、分析チームまたはデータエンジニアリングチームと協力してAPIをデータパイプラインに統合し、レポートツールとのデータの同期を自動化します。

この発表に関連するフィードバックや質問がある場合は、コミュニティフォーラムにアクセスしてください。このフォーラムでは、カスタマーから寄せられた製品フィードバックを収集し管理しています。Zendesk製品に関する一般的なサポートについては、Zendeskカスタマーサポートにお問い合わせください。

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