結果操作を作成するときに、レポートの一部に、計算が正しいことを確認する際に必要でも、表示する必要のない部分があるかもしれません。空の列や行は、結果操作の「結果の一部を非表示」を使用して、非表示にすることができます。
たとえば、結果パス計算を使用して結果の変化を時系列で表示したときに、最初の参照結果が空になったとします(下の画像の2015年第1四半期の列)。値のないこのような箇所は「結果の一部を非表示」メニューで非表示にすることができ、すっきりしたグラフを作成できます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
行と列を非表示にする方法
- レポートビルダーで、結果操作アイコン()をクリックします。
- 「結果の一部を非表示」を選択します。
- 表示したい最初と最後の結果の結果数を入力します。または、特定の行または列を入力することもできます。
- 「適用」をクリックします。「結果を非表示にする」が、自動的に「フィルター」パネルに追加されます。
「列」パネルで属性のない縦棒を非表示にする
「列」パネルで属性を追加していない場合、「結果の一部を非表示」メニューを使って列を1つでも隠すと、画面が空白になります。この現象が起きるのは、このメニューが、レポートビルダーの「列」パネルで追加された属性によって生成された列のみに影響するためです。
「列」パネルに属性がなく、テーブル形式の表示を使用している場合は、このメニューを使わずに、「グラフ設定」>「列」を使用して、不要な列を削除することができます。詳細については、「テーブルの操作」を参照してください。
複数のメトリックを含むレポートで列を非表示にする
「結果の一部を非表示」メニューを使用して列を非表示にする場合、非表示にされる列の数は、メトリックではなく、属性値によって生成される列を指しします。
下の画像の例で説明すると、すべての情報が「チケットのステータス」属性の1つの値によって生成されているため、下の青い枠で囲んだ部分はそれぞれ1列と見なされます。
メトリックを表示する行を非表示にする
同様に、「メトリックを行に表示」を選択している場合も、「結果の一部を非表示」メニューを使って行を非表示にすると、思っていたよりも多くの行が非表示になったように見えることがあります。
下の画像では、青い枠で囲んだ箇所はそれぞれ1行とみなされます。この現象が起きるのは、「メトリックを行に表示」設定が選択されているからです。この設定が選択されていない場合、レポート内の2つのメトリック(チケットと解決済みチケット)は同じ行に表示されることになります。