Sellには、営業チームがターゲットを絞ったリードのリストを作成し、カスタマイズしたメールシーケンスを使用して見込みへのアウトリーチを自動化するためのセールスエンゲージメントツールが組み込まれており、より短時間でより多くの適格な見込みにアプローチすることができます。
セールスエンゲージメントツール(Reach)には、ニーズと会社の要件に応じて、3つの異なるユースケースがあります。
- プロスペクティング:4,400万社を超える会社と3億5,000万件の見込みのレコードのデータベースに瞬時にアクセスできるため、業界や地域などに基づいてターゲットを絞ったリードリストを作成できます(「セールスエンゲージメントツール(Reach)を使用したプロスペクティング」を参照)。
- 充実化:リードや取引先の詳細なプロフィールを作成したり、古くなった情報を、より重要な最新の取引先情報に置き換えることができます(「セールスエンゲージメントツール(Reach)を使用した充実化」を参照)。
- エンゲージメント:メールシーケンスを作成し、自動化することで、パーソナライズされたアウトリーチを自動化できます。カスタマイズされたメールテンプレートと指定したスケジュールにより、より少ない作業でより多くの見込みにアプローチすることができます(「Sellでのメールシーケンスの設定」および「Sellでリードにメールシーケンスを送信する方法」を参照)。
セールスエンゲージメントツール(Reach)を設定し、プロスペクティング/エンリッチメントクレジットを購入するには管理者権限が必要です。
この記事では、次のトピックについて説明します。
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セールスエンゲージメントツール(Reach)を試してみる
セールスエンゲージメントツール(Reach)はSellの14日間トライアルに含まれています。また、トライアルには、アカウントごとに4つのプロスペクティングクレジットと4つのエンリッチメントクレジットが含まれています。セールスエンゲージメントツール(Reach)を試用するには、Sellのカスタマーアカウントまたはトライアルアカウントが必要となります(「セールスエンゲージメントツール(Reach)の料金プランと請求に関するFAQ」を参照)。
セールスエンゲージメントツール(Reach)を購入する
どのセールスエンゲージメントツール(Reach)プランを選ぶべきかは、組織の具体的なニーズに応じて異なります。以前のファネルレポートを参照すれば、特定の時点でチームが充実化またはエンゲージする必要があるリードの数を把握することができます。
自社の組織に適したプランの購入について詳しくは、「セールスエンゲージメントツール(Reach)の料金プランと請求に関するFAQ」を参照してください。
セールスエンゲージメントツール(Reach)プランを購入するには
- Sellで設定アイコン()をクリックし、「アップグレード」>「プランと料金」をクリックします。
- 「プランを変更」をクリックし、「Reach」タブを開きます。
- パッケージを選択して「プランを更新」をクリックし、Sellプランをアップグレードします。
Reachが「設定」メニューに表示されます。
セールスエンゲージメントツール(Reach)を設定する
セールスエンゲージメントツールの使用を開始する前に、クレジット割り当てを設定し、カスタムフィールドをマッピングします。
Sell内にセールスエンゲージメントツール(Reach)を設定するには管理者権限が必要です。
Reachを設定するには
- 設定アイコン()をクリックし、「データ」>「プロスペクティングと充実化」をクリックします。
- 「クレジット割り当て」タブをクリックし、Sell内でのチームのプロスペクティングおよびデータ充実化プロセスを設定して管理します。
Reachのクレジットはアカウント単位で購入する必要があるため、このプロスペクティング機能を使用するには、すべてのユーザーを同じセールスエンゲージメントツール(Reach)プランにアップグレードする必要があります。アカウント内のユーザーへのセールスエンゲージメントツールクレジットの割り当て方については調整することができます。
- 「アカウント全体の共有クレジットプール」を選択して、すべてのユーザーにセールスエンゲージメントツール(Reach)のプロスペクティングまたは充実化を許可するか、「全管理者用の共有クレジットプール」を選択して、管理者のみにReachのプロスペクティングまたは充実化を許可します。
- 「フィールドマッピング」タブをクリックして、セールスエンゲージメントツールのデータをSellアカウントのカスタムフィールドにマッピングします。
Zendesk Sellは、メールアドレスや電話番号などの基本情報を、Sellの対応するフィールドに自動的に流し込みますが、データを従業員やテクノロジーなどのカスタムフィールドにマッピングすることもできます。このタブで、マッピングされたすべてのオブジェクトを確認できます。
- 下にスクロールして、カスタムフィールドの横にある「フィールドを追加」をクリックします。
- カスタムフィールドの名前を指定します。
- カスタムフィールドをリード、個人、企業のどれに適用するかを選択します(複数可)。
- フィールドがフィルター可能か、管理ユーザーのみが編集可能かを選択します。
- 「保存」をクリックします。
これで、セールスエンゲージメントツール(Reach)を使用してリードのプロスペクティングを行い、既存のカスタマーデータを充実させる準備が整いました。
リードへのメール送信やフォローアップを自動化するには、メールシーケンスを設定する必要があります(「Sellでのメールシーケンスの設定」を参照)。