「結果メトリック計算」により、既に求めたレポートにさらに計算を追加できます。たとえば、チケットのサービスコストを計算し(「サービスコストの見積もり計算」の例を参照)、これに10%のマージンを追加するレポートを作成している場合に、結果メトリック計算を使用できます。
この記事では、次のトピックについて説明します。
結果メトリック計算を作成する
結果メトリック計算を作成するには
- Exploreレポートが開いている状態で、「結果操作」メニュー()をクリックし、「結果メトリック計算」を選択します。
- 「新しいメトリックを追加」をクリックします。
- 「結果メトリック計算」パネルで、メトリックの名前を作成します。
- 式を入力します。式の作成について詳しくは、「Exploreでの式の記述方法」を参照してください。
- レポート結果から他のメトリックを非表示にし、結果メトリック計算のみを表示するには、「使用されているメトリックを消去する」を選択します。メトリックは結果メトリック計算で引き続き使用されますが、結果はグラフには表示されません。
- 「追加」をクリックして、「結果メトリック計算」パネルを閉じます。新しい結果メトリック計算がレポートに追加されます。
- 計算は、開いているレポートに自動的に追加されます。
- レポートで、「保存」をクリックします。
メモ:結果メトリック計算は常に最後に実行されるアクションです。他のすべてのレポート計算が先に実行されます。
例:待機中チケットの割合を計算する
この例では、特定の年のチケットの総数と待機中チケットの数を表示するレポートを作成します。次に、待機中チケットの割合を表示する結果メトリック計算を追加します。
レポートを作成する
レポートを作成するには
- Exploreで、「Support:Tickets」データセットを使用してレポートを新規作成します。
- 「メトリック」パネルで、以下のメトリックを追加します。
- COUNT(Tickets)
- COUNT(On-hold tickets)
- 「フィルター」パネルで、以下の属性を追加します。
- チケット作成日 - 年
- 「表示タイプ」メニュー()から、「表」を選択します。
Exploreの表に、チケットの総数と待機中チケットの数が表示されます。「チケット作成日時 - 年」フィルターをクリックして、特定の年に結果をフィルターできます。
- レポートの名前を入力し、「保存」をクリックします。
結果メトリック計算を追加する
結果メトリック計算を追加するには
- Exploreレポートが開いている状態で、「結果操作」メニュー()をクリックし、「結果メトリック計算」を選択します。
- 「新しいメトリックを追加」をクリックします。
- 「結果メトリック計算」パネルで、結果メトリックの名前、「待機中チケットの割合」を入力します。
- 以下の式を入力します。
COUNT(On-hold tickets)/COUNT(Tickets)
「結果メトリック計算」パネルは、次の例のようになります。
- 「追加」をクリックして、「結果メトリック計算」パネルを閉じます。新しい結果メトリック計算がレポートに追加されます。
- 次に、新しい計算をパーセントで表示する必要があります。グラフ設定メニュー()で、「表示形式」をクリックします。
- 「表示形式」パネルで、SUM(待機中チケットの割合)メトリックの横にあるドロップダウンリストをクリックします。
- 表示形式のリストから、パーセンテージ(%)を選択します。これで、レポートの結果メトリック計算にパーセンテージが表示されるようになります。
- レポートで、「保存」をクリックします。