このガイドでは、Zendesk Exploreの特定の機能が、プライバシー保護法の下で(データ保護規制(GDPR)法では「データ管理者」、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)法では「企業」として)、遵守すべき義務の遂行にどのように役立つか説明します。Zendeskは、GDPRの下では第三者の「データ処理業者」、CCPAの下では「サービスプロバイダー」と見なされています。これは、Zendeskが顧客(またはサブスクライバ)に代わって顧客のエンドユーザーの個人データまたは個人情報を処理するためです。
データ管理者および企業は、個人データの処理に関連するデータ保護法への準拠を保証することに大きな責任を負います。
このガイドの以下の記事をお読みください。
- Zendesk Supportにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendeskインサイトにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Guideにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Chatにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- スタンドアロンChatアカウントにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Talkにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Exploreにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Bimeにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Sellにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Sunshineにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk Sunshine Conversationsにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendeskワークフォースマネジメント(Tymeshift)におけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Zendesk QA(Klaus)におけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
- Ultimateにおけるプライバシーおよびデータ保護法の遵守
Zendesk製品のユーザーの個人データを削除する方法については、「Zendeskでのユーザーの消去」を参照してください。
プライバシー保護法とZendeskの取り組みに関する詳細については、プライバシーとデータ保護のWebサイトをご覧ください。
個人データとは
個人データ(個人情報)は、個人を識別するために使用できるデータです。例として、メールアドレス、電話番号、または社会保障番号などが挙げられます。個人データには、個人を識別するために間接的に使用されるデータも含まれます。たとえば、「Gerry」などの個人のニックネームは、多くの人が同じニックネームを持つ可能性があるため、個人データには使えない可能性があります。しかし、オフィスの住所など、他のデータと組み合わせた場合、ニックネームは個人を識別するのに役立つので、個人データとみなすことができます。
組織は、それぞれの個人データを定義する必要があります。メールアドレスや電話番号だけを使用するか、識別情報や属性などと組み合わせて、曖昧さを排除して厳密なものにするかどうかなど、個人データの定義は会社によって異なります。
情報が個人データに該当するかどうかわからない場合は、慎重過ぎるぐらい慎重になることをお勧めします。もう一つの選択肢は、法律コンサルタントに相談することです。
一般用語
このガイドでは、以下の用語が使用されることがあります。
論理削除
アイテムを論理削除すると、削除したアイテムは、製品インターフェイスまたはAPIを使用する管理者も含め、すべてのユーザーに対して表示されなくなります。Zendeskデータベース内にこのアイテムは残りますが、特定のデータベース権限を持つZendeskのサポートスタッフ以外はアクセスできなくなります。論理削除されたチケットは、30日後に自動的に完全に削除されます。
物理削除、完全消去、スクラビング
アイテムを物理削除またはスクラビングすると、アイテムは完全に消去されます。物理削除したアイテムはZendeskデータベースから完全に消去されます。データベースへのアクセス権限を有するZendeskのスタッフも、このアイテムにアクセスできなくなります。