Gatherバッジを使用することで、コミュニティで重要な人物を識別できます。ビルトインのバッジを使って特別な肩書きや実績を強調するバッジを作成したり、Badges APIを使って新しいバッジのカテゴリを作成したりすることができます。
- バッジは、コミュニティでデフォルトで有効になっており、各ブランドに固有のものです。バッジを有効にするには管理者権限が必要です(「Gatherバッジの有効化」を参照)。
- バッジが有効になっている場合、(管理者であれば)バッジを作成することができます(「Gatherバッジの作成」を参照)。
- 作成したバッジは、コミュニティメンバーに授与することができます(「Gatherバッジの授与」を参照)。
- コミュニティメンバーに授与されたバッジは、各自のプロフィール写真の横に表示されます(「Gatherバッジの確認」を参照)。
この記事では、次のトピックについて説明します。
バッジのカテゴリについて
すべてのバッジが同じように表示され、同じように動作するわけではありません。バッジはカテゴリに割り当てられており、たとえばヘルプセンターのテーマやREST APIなどでは、このカテゴリに基づいてバッチは区別されます。
Gatherバッジのビルトインカテゴリは次の2つです。
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役職:ユーザーのプロフィールの横に表示されるテキストラベル。
「コミュニティマネジャー」や「開発者」などのユーザーロールで表されます。
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実績:ユーザーのプロフィールの横に表示されるアイコン。
「認定アドミニストレーター」などの認定資格や、ベータ版や早期アクセスプログラム参加時の「主要テスター」などのユーザーの実績を示します。
これらのカテゴリについて詳しくは、「コミュニティのバッジの例」を参照してください。
ほかにもバッジのカテゴリが必要な場合は、Badges APIを使用して作成することができます。たとえば、専門的な資格や、ゲームのトロフィーなどのカスタムカテゴリを作成することができます。
バッジの考案と作成のベストプラクティス
新しいバッジを作成する際は、次のガイドラインを考慮してください。
- バッジで達成したいことは何かを考えてみてください。メンバーに貢献を促したいのか、テストを手伝ってほしいのか、最もアクティブなメンバーに報いたいのか?どのような行為に報いたいのかがわかれば、モデルに沿ってバッジを考案することができます。
- バッジを1つずつ作成するのではなく、まず最初に必要と思われるバッジをすべてセットで作成します。
そうすることで、言葉を使いを揃え、アイコンのデザインを統一させることができます。
- バッジの授与をマイルストーンを設ける場合、開始する前に、どのような実績に対してバッジを授与するかの基準を考えておきます。
たとえば、ユーザーが初めて5件目の投稿を行なったときに1個目のバッジを与え、20件目の投稿やコメントを達成したときに、2個目のバッジを与えるなどのように基準を設けます。バッジのセットが完成したら、この基準にもとづいてバッジの授与を開始します。
- バッジの運用はシンプルに。
各バッジに意味のある名前と説明を追加して、ユーザーがなぜそのバッジを受け取ったかがわかるように、それぞれのバッジの意図が明確になるようにします。
- 実績がはっきり分かるように、時間をかけて、プロがデザインしたような統一感のあるアイコンを作成します。
実績を表すバッジはユーザープロフィールに並べて表示されるため、バッチごとに色やスタイルを変えることが重要です。